声明・見解

2006年7月6日

【抗議談話2006.07.06】北朝鮮のミサイル発射に抗議する

2006年7月6日
全日本民主医療機関連合会
会 長  肥田 泰

 7月5日未明、北朝鮮が日本海に向けてミサイル数発を発射したことが報じられた。公海上にミサイルを発射 することは、どんな理由があろうと正当化されるものではなく、02年の日朝平壌宣言や05年の6者協議「共同声明」に反し、国際ルールを踏みにじる行為で あり許されるものではない。全日本民医連は、今回のミサイル発射強行に対して強く抗議する。

 北朝鮮は武力を誇示し、威嚇により、自らの国際的地位を向上するという態度を改め、国際ルールと日朝平壌宣言の立場に立つべきである。ましてや、核開発 やミサイル発射を「外交カード」としてもてあそぶなど断じて許されない。

 また、朝鮮半島の非核化や北朝鮮の関与が強く疑われる諸問題を、力や武力の威嚇で解決しようとすることは どちらの側からによるものであれ、すべきではない。さらに、この事態を米軍基地強化をはじめとする日米軍事同盟強化に利用することがあってはならない。私 たちは、すべての当事者に対し、米朝間、日朝間の懸案事項は、武力的な威嚇でなく話し合いの原則にのっとって解決にあたるよう強く求めるものである。

以 上

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