民医連新聞

2022年5月24日

憲法9条の思想いまこそ 改憲発議許さない5・3憲法集会

 憲法施行75年を迎えた5月3日、各地で憲法集会が開かれました。東京は、有明防災公園で「改憲発議許さない! 守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」(主催・同集会実行委員会)を開催。3年ぶりの野外集会に、1万5000人(主催者発表)が参加しました。
 主催者を代表して藤本泰成さんがあいさつ。「ウクライナの現実は、憲法9条の思想がいま本当に必要なことを示している。戦争で犠牲になったすべての人に思いをはせ、憲法の意義を問い直そう」と呼びかけました。ウクライナ特別アピールを採択。3野党党首らもスピーチし、参加者とともに改憲阻止へ、アピールしました。
 各分野から市民代表がスピーチ。竹信三恵子さん(和光大学名誉教授)は貧困・労働をテーマに、「9条は不戦の誓いであると同時に、国費を軍事ではなく私たちの生活のために使う仕組み。生活を考えるからこそ9条をなくしてはいけない」と訴えました。市民連合の中野晃一さん(上智大学教授)が連帯あいさつ。その後、パレードも行いました。

* * *

 全日本民医連は「憲法改悪を許さない全国署名」を軸に運動をすすめています。5月13日現在の到達は8万5255筆。うち【ハガキ】署名は2766筆で、長野から550筆、東京、埼玉などからも続々と寄せられています。

(民医連新聞 第1760号 2022年5月23日)

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