声明・見解

2006年12月21日

【アピール2006.12.21】「看護師増やして」署名、衆議院・参議院本会議で採択!! この「歴史的快挙」に確信を深め早急に100万筆を達成しましょう

2006年12月21日
全日本民主医療機関連合会
会長 肥田 泰
全日本民医連看護改善大運動推進本部
本部長 山本 公子

 12月14日参議院本会議、19日衆議院本会議で「安心で行き届いた医療は国民の願いで す。看護師をはじめとした医療従事者を増やしてください。」の請願が全会一致で採択されました。民医連単独での請願が、取り上げられ、国会で採択されたこ とは、民医連創設以来、初めてのことです。私たちの運動が国政に届き、政治を動かす流れを創った、このことの持つ意味は大きく、まさに「歴史的快挙」で す。
 「看護師増やして」は、国民・医療従事者の当たり前の願いであり、「団結してたたかえば、国民の願いと一致した要求は国会でも取り上げられる」ことを実 証しました。これは地方の政治でも取り上げられ、中部圏知事会や山形県・市、京都市はじめ多くの自治体でも、私たちの請願が採択され、意見書が国に出され ています。
 「請願採択」の原動力は、87万筆を超える署名にこめられた看護師・医療従事者・国民のみなさんの切実な願いです。そしてその運動を創り上げた私たちの力です。
 (1)現場から、看護師自らの運動として立ち上がったこと、(2)「看護の輝きはいのちの輝き」として自らの看護観を高め、確信を深め運動に取り組んだ こと、(3)厚生労働省交渉、議員要請、県交渉などねばり強く積み重ねてきたこと、(4)看護協会や病院訪問・申し入れ、他団体との共同行動などかつてな い広がりをつくり出し、連帯を築いたこと、(5)職場づくり、他職種との共同が積み上げられたこと、等があげられます。そしてこれらの行動が全国45県 連、すべてで取り組まれたことです。
 いま、私たちの声は国会に届きました。今度は、それを具体的に国の政治で実行させることです。都道府県や市町村の政治で実行させることです。
 この歴史的成果に確信を持ち、さらに大きな世論・運動をつくり、看護師増員を具体的に「私たちの手」にしていきましょう。~2007年を輝く看護の年に!!

署名100万筆達成を早急にやりあげましょう。
この成果・確信を看護職員はもとより、全職員・共同組織のみなさんに伝えましょう。
協力頂いた、病院・看護協会等々にお礼と共に、「採択」を伝えましょう。
  さらに新たな病院訪問も行い、「採択」を伝え、賛同・署名をひろげましょう。
ひきつづき看護労働をめぐる現状分析、改善のための政策提案を積極的に行いましょう。
各地で自治体交渉や自治体議員要請を重視して行いましょう。
幅広い組織との連帯・共同の輪をさらに広げましょう。
看護改善推進体制をより強化して取り組みましょう。

以上

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