声明・見解

2008年2月13日

【抗議声明2008.02.13】沖縄米兵による少女暴行に満身の怒りを持って抗議する

2008年2月13日
全日本民主医療機関連合会
       会 長  肥田 泰

 2月10日、沖縄県北谷町で米海兵隊員が中学3年生の女子生徒に暴行を加える事件が発生し た。この犯罪は、人間として許されざる破廉恥きわまりない暴行事件であり、満身の怒りを持って抗議する。さらに、米軍当局ならびに関係者に対し、法にもと づく厳しい処罰と、再発防止のための厳正な措置をとることを合わせて要求する。

 1995年の沖縄での少女暴行事件のあと、米軍は犯罪を繰り返さないと約束し、綱紀粛正や 軍人教育にとりくむと約束してきたが、その後も米兵による凶悪犯罪はあとを絶たず頻発している。最近だけでも2006年1月の神奈川県横須賀市での女性強 盗殺人事件、2006年10月の長崎県佐世保市での女性殺人未遂事件、2007年10月の広島市での岩国基地所属隊員による女性暴行事件と凶悪犯罪が繰り 返されている。

 政府は米軍に綱紀粛正と再発防止を求めていくとしているが、以上の経過が示すように政府の方針では米軍犯罪をなくし、国民の安全を守ることはできない。
 米軍に基地を提供し、米軍駐留を求める限り凶悪犯罪はなくならない。米軍基地をそのままにしていては犯罪を防ぐことはできない。国民の安全を守るために、犯罪の元凶である米軍基地は撤去すべきである。

 全日本民医連は、米軍基地再編などの基地恒久政策に反対し、沖縄をはじめ各地の米軍基地周辺の方々と連帯し、米軍基地撤去・縮小に向けひきつづき奮闘するものである。

以上

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