民医連新聞

2004年6月7日

新入・青年職員研修に国会行動取り入れた

東京、群馬民医連では、毎年、新入職員、青年職員研修に国会行動を取り入れ、情勢を学んでいます。

 【東京発】五月一九日、当県連は六回目の「新入職員・青年職員国会行動研修」を行い、二五七人が参加しました。今年のスローガンは「憲法に守られてきた私たちが、今こそ憲法を守っていこう!」。
 各法人では、実行委員会が作成した資料をもとにデイベートなども取り入れた「事前学習会」を行い、請願の内容を深めました。
 午前中は学習会。午後は、「自衛隊撤退」「年金改悪反対」などの署名を持って、参院議員一九〇人に要請しました(写真)。この請願で共産、社民、民主、無所属、みどりの党の二七人が署名の紹介議員になりました(二五日現在)。
 全体会では、法人ごとの報告の後、青年JB実行委員会が活動報告。最後に、研修アピールを確認。参加者全員に『民医連 憲法手帳』を配布し、渡辺真樹実 行委員長が「好きなことが普通にできるのは、憲法に守られているから。今回の研修では、その思いをスローガンに込めました。憲法手帳を手元に置いて、いつ でも振り返れるようにしてほしい。変えたい、おかしい、の思いを伝える手段のひとつとして、今日実践したことを忘れないでほしい」とのべました。
 参加者は「自分の声が国に伝わるかもしれないということがわかり、もっと政治について深く考えようと思った」「事前学習は、要請行動の意義を理解するうえで、自分なりに考える時間をつくるのにもよかった」と感想を出しました。
(逸見昌則、東京民医連事務局)

 【群馬発】当県連では五月一二日、四回目の「国会学習行動」を行いました。毎年新入職員を対象に社保運動への理解と国会要請行動を体験してもらおうととりくんでいます。今年は、五法人から四三人の職員が参加しました。
 東京へ向かうバスの中で、年金、有事などのビデオ学習を行い、到着後、日比谷公園から国会へのデモ行進に参加しました。参加者のなかには、デモ初参加の人が多くいましたが、解散地点まで歩きました。
 参院議員面会所では、日本共産党の大門みきし参院議員から国会情勢報告を聞き、その後六班に分かれて地元国会議員を中心に「年金改悪反対」「イラクから の自衛隊撤退」を求める国会議員要請行動をしました。「政府与党の議員秘書の対応が悪かった」など、全体で感想も交流し、貴重な体験ができました。
 最後は、参院議員会館会議室で、長谷川彰県連事務局長を講師に「年金問題」の学習会を行い、一日の行動を終了しました。
(菊池公則、群馬民医連事務局)

〝有事法案は廃案に〟 5・21集会

 「有事法制反対」のプラカードや横断幕を持った人たちが会場を埋めました。五月二一日、東京・明治公園で一万人 が集まり、「守ろう!平和といのち5・21大集会」(同実行委員会)が開かれました。集会では、自・公・民、各党の有事関連七法案の衆議院採決強行に抗議 し、参議院での廃案に追い込む決意を固めあいました。集会後、デモ行進しました。
 全日本民医連も「年金」「有事七法案」の衆議院での強行採決に抗議する声明を出しました。

(民医連新聞 第1333号 2004年6月7日)

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