いつでも元気

2011年4月1日

『いつでも元気』創刊20周年 あなたも『元気』読者に 気軽に交流、広がる輪 千葉健生病院健康友の会・美浜ブロック

  ことしは『いつでも元気』創刊二〇周年(第1号は一九九一年一二月号)。定期読者は全国に約五万七〇〇〇人。全日本民医連は現在、定期読者一〇万人をめざ してがんばっています。人と人をつなぎ、あなたと民医連をつなぐ『元気』の魅力を語り、もっと多くの人に広げたいとがんばっている共同組織、職員の仲間が います。

genki234_01_01 二月一二日、土曜日の昼下がり。千葉健生病院健康友の会・美浜ブロックの読者会を訪ねました。この日の会場はファミリーレストラン。食事をしながら、気軽に『元気』について語り合う趣向です。
 読者会が始まったのは二〇〇二年。販売所に対し、一部あたり一〇〇円還元される『元気』還元金がたまってきて、「どう活用しようかと思案した」のがきっかだったと臼井洋子さん。
 当時友の会の幹事をしていた臼井さんは、喫茶店を経営していた友の会員の力を借りて読者会を開くことを思い立ちます。軽食やコーヒーをいただきながら、 気軽におしゃべりをするスタイルで、読者でない方も誘ってみました。
 初めての読者会には八人が参加。「感想を交流しあううちに、その場で読者が増えたんです」とうれしそうに語る臼井さん。その後も肩肘はらず、ほぼ年に一回のペースで続けてきました。

読みどころ満載

 記者が訪ねたこの日、読者会に参加したのは一二人。「『元気』を手にしたら、最初に読むコー ナーは?」と記者が聞くと、複数の参加者が「生きいき活動あらかると」と。「千葉健生病院や、友の会の仲間の記事が出ているかなって、それがまず気になっ て」と口をそろえます。「全国の仲間がどんなことでがんばっているのか、とりくみがわかるのもいい」と話します。
 ほかにも「『読者のひろば』で知り合いの名前を見つけるのが楽しみ」「まず表紙をじっくり眺める」「『日本の風景』に見とれてしまう」「『話題の映画3』で観に行く映画を決めている」など、それぞれ。
 「では、『元気』のいちばんの魅力は?」とたずねると、「腰痛で悩んでいたときに、たまたま記事が載っていて助かった」「糖尿病の記事が出ていて注目し た」など、病気や健康について、わかりやすく解説する「特集2」「けんこう教室」が魅力との声が。「とても役に立つし、バックナンバーが捨てられないんだ よね」と一人がいうと、まわりの参加者もうなずきます。

あの手この手で

 「ほかでは得られない情報や見方がいっぱい載っている。一冊まるごと無駄がない」と話したの は、丸山忠一さん。「医療・介護の仕事をしているのに、このぐらいは知っておかなきゃダメでしょう」と民医連職員を“刺激”したり、「もう読んでしまった から」と知人宅に『元気』をおいてきて、新たに読者になってもらうよう働きかけたり。あの手この手で『元気』を増やしています。
 「きれいな写真が多くてとっつきやすいのがうれしい」と話すのは前出の臼井さん。「『元気』を読んでおけば、だいたい世の中の流れにもついていけるし ね。安くて、しかもテレビや新聞ではわからなかったことも『元気』を読むとわかる」。こう語って、周りにもすすめています。
 「どのページも内容が充実していて、読ませる」「日本や世界の動きがわかる」と評判の『いつでも元気』。人と人、人と地域の縁をとりもつ役割も果たして います。まだ読者になっていないあなたも、この機会にぜひ読者に!
文・武田力記者
写真・牧野佳奈子

院長先頭に『元気』増やす

愛媛・新居浜協立病院

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朝礼で『元気』の読みどころを紹介する谷井院長

 愛媛・新居浜協立病院は、谷井実院長(全日本民医連共同組織委員長)を先頭に、『元気』読者を積極的に増やしています。
 谷井院長が「共同組織の方に勧めるためにも、まずは職員が読もう」と呼びかけると、会議の学習資料として使ったり、休憩時間に話題にしたり、病院全体に『元気』拡大の気風が生まれました。
 ある職員は「民医連の理念や活動への理解と共感が深まるのが魅力」と語ります。さらに「全国に仲間がいることがよくわかって、励まされる」と。ほかの職 員に勧めるときのセリフは「そこらへんで市販されている雑誌と違って、読めば人生豊かに深まること間違いなし!」。

いつでも元気 2011.4 No.234

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