いつでも元気

2009年11月1日

子どもたちと

心臓の音、きいたよ 京都・吉祥院病院友の会

torikumi217_05 健康友の会と吉祥院こども診療所の毎年恒例の夏休み企画、今年は八月二〇日に。校長でもあるこども診療所今井所長の、人体模型を使った説明のあと、色鉛筆を使って、肺や心臓に色を塗り、自分だけの人体模型用紙をつくったり、聴診器で自分の心臓の音を聞いたり。
 吉祥院病院に場所を移し、検査の見学体験もしました。教室の最後は今井校長から一人ひとりに修了証書が手渡され、記念撮影をしました。
 「夏休みの自由研究にする」「家族に話します」と、子どもたちには貴重な体験になったようです。友の会保健活動委員会からボランティアで参加し、みんなの勉強のお手伝いをしました。
(山路卓也通信員)

夏休み自由研究 石川・金沢北健康友の会浅野支部

 八月二二日、「夏休み自由研究・歯科・薬剤師体験」をおこない、二一人の子どもたちが参加しました。子どもたちは目を輝かせ、お菓子を使っての薬づくりや歯磨き粉作り、虫歯菌を見たり、歯型をとる方法で指の型をとったり、興味津々、真剣にとりくんでいました。
 友の会とともに、菜の花薬局・城北歯科・城北診療所のスタッフも一カ月前から準備に臨みました。子どもたちの満足した笑顔や「また来たい」の声に「やっ てよかった」。小児科の河野医師は、「勉強は人として成長するために、そしてみんなが幸せになるためにするもの。また来年も開きたい」。
 友の会の課題は若い世代の活動参加です。昨年はマンション横で青空健康チェックをしましたが、参加者が少なく今回の企画に。参加者の半数が会員が連れてきた知人などで、月間に向けて働きかけていきます。
(藤牧渡通信員)

みんなで宿題やろう会 滋賀・しが健康友の会

 夏休み「みんなで宿題やろう会」をしました。「地域には塾に行けない子どもたちもいる。夏休みの宿題やわからんところを見てあげたい」という友の会役員の声から始まりました。
 不安だった集まりも、友の会だよりに案内を折り込んだり、下校中の子どもたちにビラを配ったりして宣伝すると、どんどん申込みが。ほぼ全学年、二二人が 集まりました。先生役には退職した学校の先生三人に加え、友の会事務局と、職員ら六人が。
 子どもたちは目標をたて、宿題にとりかかり、漢字や計算などに一生懸命。「先生」たちも、計算や漢字の答え合わせや、難問への助言で大忙し。
自由研究にとりくむ教室もあり、最終日の八月二七日には昼ご飯を食べ、お疲れさま会も。子どもの企画が待たれていることを実感。若い世代にも活動を広げる大きな一歩になりました。
(海堀直樹)

高校・予備校生が縫合体験 鳥取民医連

 夏の一日医師体験(八月一、七日開催)参加者を対象に八月二二日、「縫合体験」をおこないました。医師体験に参加した一七人中四人が参加しました。
 整形外科の角田佳穂医師を講師に、手術道具やどんな場合に縫合するのかなどの説明の後、豚足を使って実践。
 手元がおぼつかない人もいましたが、最後にはみんな上手に縫えていました。将来外科に進みたいと考えている学生もいて、貴重な経験になったようです。この経験が将来の進路決定のきっかけになればと思います。
(仲西みづほ)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気11月号No.217より

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