いつでも元気

2009年12月1日

子どもたちと

夏休みフリー塾 岡山医療生協芥子山支部

torikumi218_01 八月一〇日「夏休みフリー塾」を開きました。これは毎年、近くの公民館で小学生を対象に実施されていて、そのうち一企画を医療生協が担当しています。今年は歯磨きと手洗い実験を。参加は一七人。スタッフにはおとなに混じって中学生二人も。
 虫歯になりやすい場所や正しい歯磨き法、予防の食習慣などを学び、家での歯磨きにどのくらい磨き残しがあるか、口に染料を含んで汚れの部位を記録してから、鏡を見ながらきれいに磨きなおしました。
 手洗いは、普段どおりの洗い方で各自のタイムを測定。その後片手にのりをつけて乾燥させ、染色。先ほどのタイムでもう一度洗ってみて残った汚れを記録し ました。親指周りは洗えていましたが、指間や手首周りはほとんど洗い残していました。
 最後に診療所の看護師が正しい手洗いを説明し「うがいも大切」とコメント。私たちも、わいわい楽しく学べるよう手伝いました。
(湯原明慧通信員)

平和映画会、子どもで満員 奈良・平和会

 八月二一日、今年の「平和のつどい」は三部構成で準備し、二〇三人の参加で大成功でした。午前は初企画の「平和子ども映画会」で「クロがいた夏」と「はだしのゲン」を上映。
 近隣の学童保育や少年野球チームから、総勢一一五人の子どもが集まり満員御礼に。
 「原爆がこんなにこわいとは」「戦争はやっちゃいけないと思った」など、感想文も書いてくれました。
 午後は友の会員のシベリア抑留体験や、大阪大空襲の記憶を語り、続いて原水禁世界大会参加者が報告しました。夕方から「日本の青空」を上映し終了。 こ の日に向け、チラシ四五〇〇枚を地域に配った効果は抜群。実行委員メンバーも予想を超える参加者にびっくりで「これからは毎年、未来を担う子どもたちを招 待したいね」と話しています。
(伊徳佐紀子)

予防接種と赤ちゃん 京都・西京健康友の会

 初めての赤ちゃんを迎えたママの心配は、子どもの成長と予防接種ではないでしょうか。
 九月二六日、区役所を会場に医療懇談会をしました。土曜日なのでパパの参加も期待して。
 「ワクチンの重要さと副反応への考え方、ワクチンの種類や接種のスケジュール、世界と日本の予防接種への姿勢・体制の違い」など、かみの診療所の菅野所長に話をききました。
 参加者は、予防接種の重要性を身にしみて感じていました。
 「日本の予防接種へのとりくみの遅れを知り、驚きました。自費でも接種した方がいいワクチンもたくさん…」「ワクチンの情報は受身ではまったく入ってこ ないので、勉強会は助かりました。できる分は全部接種しよう」などがママたちの感想。
 保育に参加した保育士からは
「有料のワクチンは受けたくても受けられない人もいるのでは? 情報が少なく、関心が薄い。それで病気の予防ができるの?」など、するどい指摘も。赤ちゃんを取巻く環境について、私たちも一緒に勉強しなくちゃ。
(藤井貞子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気12月号No.218より

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