いつでも元気

2010年3月1日

平和

お礼をいうのは私たち 神奈川北央医療生協

torikumi221_07 一一月三〇日、原爆症訴訟の横浜地裁の判決を寒風の中で待つ人たちがいた。自分のため、後世のため、諦めずにたたかい続けた人々。残念ながら、旅立たれた方も決して少なくないと聞く。なぜにこうまで長引くのか。犠牲者を優しくいたわれる政治が強く求められる。
 被爆者の誰もがいう。「長いあいだご支援ありがとうございました」と。忌まわしい体験をして、思い出したくもなかったという女性の言葉に、胸を締め付けられる思いだった。
 「忘れよう、忘れようと思っているのに、この左手の傷が…」不自由な手を前にして、私たちに戦争を教えてくれた人。お礼をいうのは私たち。本当にありがとう。
(大日方弘夫)

平和学習と懐かしいすいとん 岡山医療生協芥子山支部

 一二月五日、「平和のつどい」を開きました。今年は、就職二年目の職員も研修として参 加しました。講演は、「世界に広がる核廃絶の動き」がテーマ。「オバマ大統領が核兵器をなくそうと演説して以来、世界は核兵器廃絶へ向かって動いている」 とのお話に少しでも何か意思表示をするために署名することの大切さがわかりました。
 ニューヨークのNPT再検討会議に参加する組合員・職員からの決意表明もありました。また、地域での署名活動の話や研修職員からの感想などを聞いてすいとんを味わいました。
(湯原明慧通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気3月号No.221より

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