いつでも元気

2010年8月1日

心を耕す時間

色あせない戦争体験 北海道・道南勤医協きずな健康友の会

torikumi226_06 当友の会はDVD「昭和と戦争」全八巻を教材に、一年かけて学習をしています。五月二五日は一六人が集まって、第五巻「若き兵士の悲劇」を鑑賞しました。
 補給路を断たれ孤立した南方諸島の日本兵の飢えと玉砕、米国艦隊に体当たりして死んでいく神風特攻隊と人間魚雷、学業半ばの学徒出陣、学童疎開、食料不足の耐乏生活など戦争の悲惨さ、むなしさが画面から伝わってきました。
 観賞後、参加者は戦争体験を昨日のことのように語り、在日米軍基地撤去問題へと話はすすみました。
 次回は七月二七日、第六巻「本土決戦の覚悟」を鑑賞する予定です。
(大田正春)

「いのちの山河」に2045人 大阪・同仁会

 耳原実費診療所の創立から六〇周年を記念して、映画「いのちの山河~日本の青空?」の上映会を開きました。
 栂文化会館に七四二人、堺市民会館に一三〇三人、あわせて二〇四五人が参加しました。
 参加者からは、「深沢晟雄・元沢内村村長の生き方に感動した」「映画で初めて拍手した」などの感想が寄せられ、大変好評でした。
 泉州看護専門学校が授業の一環として全学年で参加するなど、若者の参加も目立ちました。
 医療費無料化を実現し、「生命行政」をおしすすめた同村のように、堺市でも「いのちの平等」を地域のみんなで実現していきたいと思います。
(野田雅一)

ブロック会議で振り返る 東京・健和友の会戸ケ崎ブロック

 五月一五日に健和友の会戸ケ崎ブロック会議を開きました。友の会事務局員を含む九人が参加しました。
 五月二三日に開く友の会総会を前に、ブロックでの活動を振り返り、討議を深めました。春と秋の青空健康チェック、まちかど学習会、餅つき大会、認知症サポーター養成講座、仲間ふやし、『元気』拡大のとりくみなど…。
 昨年四月からコミュニティーセンターと共催することになった映画会については、六月に「劔岳」、八月に「崖の上のポニョ」にとりくむことが決まりまし た。地域内の住宅地の若夫婦や子どもたち向けにお知らせビラも届け、通算四〇回目を迎える六月の上映会を成功させたいと意気込んでいます。
(弓正幸通信員)

その名は「クラウンK」 岡山東中央病院

 三月二八日、当院の二〇周年を記念して、健康まつりをおこないました。
 焼きそば、うどん、コーヒーなどの出店もあり賑やか。ステージでは、職員や組合員による踊り、三線の演奏、腹話術などが披露され、約五〇〇人の参加者で大いに盛り上がりました。
 メイン・イベントは世界道化師コンテストで金メダルを取ったことのある、クラウンKさんのパフォーマンス。舞台だけでなく会場のあちこちに姿を見せて、 みんなを楽しませてくれました。クラウンKさんがまつりの会場に現れるだけで、たちまち周囲に笑顔が広がりました。 まつりが終わった後、会場に来られな かった病棟の患者さんのそばに行き、皿回しやバルーンアートなどを披露してくれました。
 これには患者さんが大喜び。涙を流しながら拍手する方、拍手ができないので、テーブルを片手でたたいて喜びを表現してくださる方もいました。家族のみなさんもその姿を見て喜んでいました。
(白土博子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気8月号No.226より

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