いつでも元気

2010年9月1日

おとなの見学会

造船所の進水式に感激 北海道・道南勤医協きずな 健康友の会

torikumi227_02 六月九日、函館にある造船所へ貨物船の進水式を見学に行ってきました。当友の会としては初めての企画で、一三人が参加しました。待ち受けていたのは、函館造船所で八五一隻目という全長一七五メートル、一万九〇〇〇トンの貨物船。
 受付時間の三〇分前から、見学者がぞくぞく集まり始めました。車が三〇台以上も並び、市電や徒歩で来た人も五〇人以上。幼稚園の年長園児がバスで来るな ど、関係者を含めると四〇〇人以上が集まっていました。
 シャンパンが割られ、支綱が切られ、くす玉が割れて大きな船体がゆっくり船台を滑っていくようすに、歓声と拍手がわきおこりました。友の会の参加者も一 同感激。その後、観光名所のベイエリアでランチを食べました。
(大田夏美)

釧路湿原で植物観察 北海道・道東勤医協友の会鳥取支部

 国立公園釧路湿原内の温根内(おんねない)木道を散策し、咲きほこる草花を楽しみました。
友の会員の青山良一さんがガイドを引き受けてくれました。
 湿原の中では、一番樹液の多いイタヤカエデや、五つの味がする実をつけるチョウセンゴミシなどを観察、説明を受けました。
 毒があって動物も食べないバイケイソウや、湿地の中で可憐な花をつけるミツガシワ、ミズバショウと似たヒメカイウなど、丁寧に解説されました。
 初めて温根内に来た会員さんもいて、「釧路市街から三〇分くらいの場所で、こんなに植生の豊かな自然にふれることができるなんて」とたいへんよろこんでいました。
(中村勝男通信員)

「手のひらにも来たよ!」 ふくおか健康友の会東・東支部

 六月四日、薬王寺温泉へバスハイクに出かけました。バスを連ねて、七四人が参加しました。
 川の流れに乱舞する蛍、葉っぱの裏でほのかな光を放つ蛍など。「あっ! いたいた、あっちにも、こっちにも」「手のひらにも来たよ!」とみなさん大喜び。
 なかには「七五年ぶりに見た」「こんなにたくさん見たのは初めて」という方も。
 「歩くのが心配」「認知症がある」という方のために、車いすを準備。診療所の医師、看護師、職員九人総出のがんばりで、友の会ならではの企画を成功させることができました。
 温泉でのお弁当と入浴も好評で、帰りのバスの中は満面の笑顔があふれていました。
(大鶴節子通信員)

芸能祭に大よろこび 新潟勤医協新津総支部

 荻川コミュニティでおこなわれた恒例の芸能祭に、今年も「おぎの里」の利用者が招待されました。
 当日は天候に恵まれ、利用者、家族、職員、ボランティア総勢五〇人で出かけました。車いすを押し、畑や庭を横目に、「外は気持ちいいね」などとおしゃべりしながら会場へ。
 大きな会場と華やかな着物姿に最初はとまどっていた利用者もだんだんに慣れ、「着物きれいだね。踊りもいいね」と大よろこび。
 ボランティアの方も「初めての参加で不安でしたが、よろこんでもらってうれしかった。また、来たい」と、笑顔で話していました。
(宮本栄子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.227より

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