いつでも元気

2011年1月1日

この灯絶やさず

10周年記念にうたごえ喫茶 医療生協さいたま

torikumi231_07 「ふれあい喫茶・しらくわ」は、二つの生協がいっしょに準備会を立ち上げ、協力しあいながら育ててきました。
 月に一回(第二水曜日)、ランチ、コーヒー、紅茶と手作りケーキを用意。ゆったり過ごせる時間を提供しようとこころがけ、無理なく続けられるよう自分たちもいっしょに楽しみながら、一〇年がたちました。
 一〇周年記念として、アコーディオンを演奏する五味田さんを招き、みんなで楽しいうたごえ喫茶を開きました。
(林政美通信員)

ラジオ体操を10年継続 長野・伊那谷健康友の会

 朝のラジオ体操を一〇年間継続している班があります。一〇月下旬のある朝、お邪魔してみました。
 会場の照子さん宅の庭にはコスモスの花が咲き、とてもきれい。参加者が集い、ラジオ体操がはじまりました。
 終了後、「散歩をするからいっしょに行きましょう」と誘われ、住宅街の小道に分け入りました。畑の野菜、草花の成長を毎日観察しながら歩くとのこと。
 しばらく歩くと、「ここが支部長の砂場さんの家です。さあ上がりましょう」。テーブルの上にはお茶の支度ができていました。おまけにニンニクの醤油漬け、らっきょう、梅干も。
 会員さん同士の深いつながりに感銘を受け、さわやかな気分になった朝でした。
(熊谷光栄)

新病院建設スタート集会 愛媛生協病院

 「新病院建設スタート集会」が、六〇人の参加で開かれました。「地域の期待にこたえ、職員と組合員の夢を形に変え、頼りになる生協病院へと飛躍し、みんなで誇りにできる病院をつくろう」と、意気込みがあふれました。
 当院は築二五年を過ぎ、各科が手狭になり、通路も待合室もたいへん混み合います。「早く何とかしたい」というのは職員、組合員共通の思いでした。
 敷地として隣地を確保。「組合員の増資二億円をやりきろう」と、各支部が踏み出しています。
 新病院建設に関するキャッチフレーズを急募。
 地域の町内会・老人会や民生委員、近隣の医療機関・福祉施設への訪問と懇談なども計画しています。
 地域のみなさんの健康を守る拠点として、交流を大切にしながら、さらに大きな役割を果たしていきたいと思います。
(池本猛通信員)

診療所60周年に650人 富山医療生協

 「私は一九五五年に富山国民診療所に入職して驚きました。医療機器はほとんどないのです。それでも私の要望にこたえて、組合員さんは小さなポータブルレントゲンを購入してくださいました」と語る初代所長の黒部信也医師。
 一〇月三日に富山国際会議場で開かれた「富山診療所六〇周年記念のつどい」の一コマです。六五〇人が参加しました。
 「診療所六〇年の歩み」をスライドで紹介。一九五〇年に労農救援会として発足し、五六年に富山医療生活組合富山診療所として改組。
 ソ連製生ワクチンの輸入実現運動、イタイイタイ病訴訟支援、老人医療の無料化、黒部カドミウム汚染問題などで積極的役割を果たしてきたことが語られました。
 この医療生協活動に医学生時代から積極的に関わってこられた富山大学名誉教授・鏡森定信医師の講演もありました。
 あちらこちらで久しぶりの再会を喜びあう姿があり、大成功をおさめることができました。
(松井弘通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.231より

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