いつでも元気

2011年4月1日

青年よ大志を抱け!

医系学生とそば打ち 香川医療生協三谷支部

torikumi234_01 一二月二九日、医系学生たちの「そば打ち体験&医療生協組合員との交流企画」をおこないました。医学生二人、看護学生六人が参加しました。
 しっぽく(醤油ベースの根菜や里芋、鶏肉を煮込んだ郷土料理)やサラダを作りながら、そば打ちをしました。「もっと太く切ろうで」とか「体重かけて全体 をまとめようで」など、長年働いてきた“主婦の手”にいろいろ教わりながら、ふだん料理などをしない学生も必死でした。できたてのそばの甘くおいしいこ と!
 食事をしながら、自己紹介をしました。「当支部は病院から離れているが、離れているからこそ健康でおらないかん。ウオーキングやタオル体操など誘い合っ ておこなっている。また、カラオケやお料理班会など楽しい企画で人が集まれるようにしている。学生に元気をもらってまたがんばれそう」と支部長があいさつ しました。
 学生からは「組合員さんのパワフルな雰囲気に圧倒されっぱなしだった」「いろいろな人と話せたり、共同作業ができて楽しかった」と感想が寄せられました。
(末澤理恵)

奨学生と「終末期」学習会 医療生協さいたま

 一二月二七日、奨学生六人が学習と交流をしに浦和民主診療所に来てくれました。今回のフィールドワークのテーマは「終末期」。
 肥田所長による講演があり、在宅の終末期医療から脳死や臓器移植にまで話が及びました。奨学生からは、「どのタイミングで患者に終末期要望書を提示する のか」という質問や、「最期は病院で看取るものだと思っていたが、在宅で最期を迎える方もおられるのだな」などという感想が出されました。
 いっしょに学習した組合員からも、延命治療について日頃から話し合っていた夫を埼玉協同病院で看取った体験が語られました。奨学生たちは、重く大きな テーマをきちんと受けとめて、医療に携わっていこうという思いを新たにしていました。
(林政美通信員)

研修医が特別報告 石川・金沢北健康友の会

 一月二二日、当友の会と民医連北ブロック事業所との定期協議をおこないました。ことしは城北病院に入った四人の研修医が全員参加し、友の会の地域支部に入って得た「学び」を特別報告してくれました。
 研修医は「それまでは家と病院との往復しかしていなかったが、地域の歴史や現状を教えてもらった」「『胃カメラ研修中だ』といったら、検査を受けに来て くれた」「班会に継続的に参加することで、参加した方々の性格や特徴もわかる」と率直に報告してくれました。
 研修医を受け入れた支部からも、「歓迎会をやった。食事会のとき、誕生ケーキを贈ったら感激してくれた」「若い先生の参加で活動が活発になった。青空健 康チェック、食事会などのとりくみ、助けあいのアンケートを実施するなかで、老人会と合同でバス旅行をすることになった」などの意見が出されました。
(藤牧渡)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気4月号No.234より

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