各地のとりくみ

2015年9月30日

アベ政治を許さない

お食事会の後には 札幌西・手稲健康友の会

写真 七月一八日、「アベ政治を許さない」の全国行動がありました。当日は当友の会のお食事会の日。冷やしラーメンの昼食を終えた時間帯で、「みなさん、職員のみなさんの『アベ政治を許さない』の行動に参加しませんか?」と声をかけました。
 先日のお食事会の時にはみなさんに戦争体験を語ってもらいましたが、「兄が南の島で…」「叔父は終戦の前日に特攻隊として…」「引き揚げ船で命からがら…」と多くの人が悲惨な体験をしていました。そして、「もう二度と戦争はいや」と。
 病院前の職員さんの列に加わることに全員大賛成。八〇人もの職員が静かに「アベ政治を許さない」を掲げる姿は、なんとも表現しがたい風景でした。    
(坂野悠紀子通信員/写真・石井和眞)

手づくり看板で訴える やまがた健康友の会

 七月一六日に山形市の第二公園でおこなわれた「ストップ! 戦争法案 7・16県集会」に約一〇〇〇人の県民が集まり、今までにないほどの大規模な集会となりました。当友の会員も、至誠堂総合病院の職員と合同で一〇〇人以上が参加し、集会成功に大きく貢献しました。
 集会では、戦争法案に反対し戦争できる国づくりを止めるべく、意思統一をしました。その後、手作りのプラカードや看板を持ちながら、山形市中心部を「戦争法案反対! 憲法九条を守ろう!」と平和パレードしました。未来の子どもたちを守るため、今私たちができることから行動していきたいと思います。
(佐藤恵莉子)

「戦争やめてよ」 北海道・道北勤医協

 七月一五日の夕方、「戦争法案反対」の街頭宣伝を旭川市中心部の買物公園でおこない、友の会員も多数参加しました。
 緊急の呼びかけにもかかわらず、二〇〇人の人たちが集まり「戦争やめてよ」の大きなプラカードを立て、それぞれが「アベ政治を許さない」のプラカードを掲げ、一時間にわたり市民にアピールしました。
(斉藤隆通信員)

「戦争いけん!」 鳥取医療生協

 七月三〇日、戦後七〇年の節目の年に「戦争しない国・日本」を守り通すため、「戦後七〇年! ストップ! 海外で戦争できる国 ~学ぶ・行動する・連帯する~」をスローガンに、大学習会を開催しました。
 第一部では情勢報告と戦争体験者の発言、第二部は平和を守る当医療生協のとりくみを報告しました。終戦時一二歳の方の韓国・京城から引き揚げる前後の体験は悲痛なものでした。
 「アメリカ兵から辱めを受けるようなことになれば、自分で青酸カリを飲み、命を絶つよう父親から教わった。ブラウスの左衿に薬を縫い込んでいた母親の手が震えていたことを思い出し、七〇年たった今でも胸が痛くなる」「引揚者証明書(旅券)が取れない知人は、生まれたばかりの子どもと闇旅券を引き換える選択をした。これが家族の最大の決断だと思うと戦争を憎んでも憎みきれない」
 戦争を知らない若い職員は「今考えればおかしいと思うことも、戦争中には判断できない怖さを学んだ」と強い衝撃を受けていました。最後に過去最多となる三七三人の参加者全員で、会場で配布した「戦争いけん!」のプラカードを掲げました。
(村口真琴)

いつでも元気 2015.10 No.288

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