事業所のある風景

2017年2月15日

民医連事業所のある風景 神奈川/藤沢診療所 アットホームであたたかい診療所をめざして

 藤沢診療所は、湘南医療生協(2000年3月、法人合併により現在は医療生協かながわ生活協同組合)として1978年に誕生しました。1988年には一時閉鎖を余儀なくされましたが、同年「藤沢診療所早期再開を求める会」発足。翌年5月に再開を果たすことができました。1994年に現所長の野本哲夫医師が赴任。当初は3年の約束とのことでしたが、患者も定着、外来も多忙となり新築移転後(1999年)も所長として診療所を守り続けています。現在の診療所はJR・小田急・江ノ電の藤沢駅より徒歩10分。県道30号線沿いにあります。

箱根駅伝時には甘酒を振る舞う

 県道30号といっても「どこ?」という感じですが、毎年お正月に行われる箱根駅伝3区のコースにあたり、選手は診療所の目の前を走ります(診療所の前に差しかかるとタイミング悪くCMと重なることも多いですが…)。毎年この時期になると、職員と組合員で「箱根駅伝を楽しむ会」として有志で集まり、診療所前にブースを設置し、沿道で応援されている方たちに甘酒を振る舞うことが恒例行事となっています。

高校生の看護体験を受け入れ

 診療所のメンバーは、野本所長をはじめ9人の職員と、他所からの医師や放射線技師、検査技師など支援をうけています。昨年10月には新たに女性の非常勤医師を迎え、乳がん検診など子育て中のお母さん世代への受診勧奨も可能となったこと、在宅支援診療所であることから、訪問診療の強化を最重点課題とするなど、職員1人ひとりが自身の目標として意識し、実現への道が形づくられてきています。また、未来の看護師を育てるため、高校生の看護体験を積極的に受け入れ、職員自身が担当を決めてスケジュールを組み、対応しています。

健康増進に向けた組合員の活動が活発

 藤沢地域の特徴はとにかく組合員が活発なことです。「箱根駅伝を楽しむ会」もそうですが、エリアが広い藤沢地域では通院困難な方のために「送迎ネットの会」を立ち上げ、送迎ボランティアも行っています。健診の時期(藤沢市では6~10月)には9支部すべてが支部健診を呼びかけ、健診後も未受診者への電話かけを行うなど、健康増進に対する意識の高さが伝わってきます。診療所内の組合員ルームでは、毎月、自彊術(じきょうじゅつ)、太極拳、フラダンス、コーラスや料理教室なども開催。職員も負けないようクリスマス会では、職員が手づくりの衣装で仮装し、寸劇やハンドベルなどを披露しています。
 これからも地域の人たちや組合員さんたちとのかかわりのなかで、よりいっそう成長していける診療所、アットホームであたたかい診療所をめざして頑張っていきます。
藤沢診療所 事務長 中尾 匡史)

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