民医連新聞

2018年10月16日

9月の全日本民医連理事会 概要

 今回の理事会は、八月に開催された第一回評議員会の振り返り、沖縄県知事選挙のとりくみ、この間続いた災害への対策のあり方、社会保障や憲法九条守る大運動の意思統一などを討議しました。
 第一回評議員会方針の補強・修正点について確認しました。具体化の一つとして、優生保護法問題のプロジェクトチームの設置を確認しました。
 沖縄県知事選挙は辺野古新基地建設が最大の争点になっています。公約通り辺野古新基地建設反対を貫いた翁長雄志知事の遺志を継ぐ「オール沖縄」の前衆院議員玉城デニー氏の勝利を勝ちとるため、沖縄民医連と力を合わせ、最大規模の応援を実行します。
 現地支援、檄や色紙での激励、「民医連新聞」号外や学習用ビデオ、宣伝用プラスターを活用しとりくみを強化します。
 北海道胆振東部地震直後から全道停電の中で、救急受け入れ、患者宅訪問、避難所訪問など、北海道民医連の仲間が大奮闘していることが報告されました。
 この間、深刻な自然災害が頻発しており、全国災対連に結集し、政府、行政への要請強化とともに、災害マニュアルやBCPの充実をすすめることを呼びかけました。
 西日本豪雨災害について、義援金配分の考え方と金額を確認しました。
 また広島民医連への坂町小屋浦地域のボランティア全国支援は九月三〇日で、また岡山・水島協同病院の医師全国支援は九月一二日での終了を確認しました。
 被災地の医療・介護の一部負担金減免が一〇月末日終了予定のため、全日本民医連として厚生労働省に減免制度の継続を要請し、当該県連でも保険者への要請行動にとりくみます。
 特養あずみの里の裁判について、理事会で木嶋日出夫弁護団長から、裁判の経過や今後について報告を受けました。無罪を勝ち取るため、引き続き全国支援を呼びかけます。
 安倍首相は、秋の臨時国会への自民党改憲案提出を明言しています。安倍改憲阻止の意思統一をはかるため、第三回憲法九条を守る憲法闘争の全県連代表者会議を、一〇月二三日(火)の午後一時三〇分~五時、平和と労働センター二階ホールで開催します。

(民医連新聞 第1678号 2018年10月15日)

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