いつでも元気

2012年8月1日

くすりの話 147 薬の飲み忘れを防ぐには

Q:よく薬を飲み忘れるのですが…

genki250_06_01A:市販されているチャック付のポリエチレン袋を活用するとよいでしょう。薬を飲む日付と、朝・昼・夕など服用時点を書き入れます。
 病院や薬局で薬をもらったら、このポリエチレン袋に分けて入れ、日付順に並べておきます。食卓など、いつでも目につく場所に置くといいでしょう。ただし、直射日光が当たる場所は避けてください。
 本人や家族で管理することが難しい場合は、保険薬局に「一包化調剤」を依頼するとよいでしょう。服用1回分ごとに薬を小分けしてもらえますし、日付が必要な場合は、ほとんどの薬局で日付も記入してもらえます。
 そのほかに、曜日ごとに薬を入れておけるケースや、ポケット付のカレンダーなども市販されています。当薬局では患者さんのご希望があれば、別々の診療科で違う日数を処方された薬でも一包化して、カレンダーに入れてお渡ししています。

Q:飲み忘れたときはどうすればいいですか?

A:目安として、気づいた時間が次に薬を服用する時間より近い 場合は飲んでください。本来飲まなければいけなかった時間からあまり経っていなければ、その時点で飲んでください。これらの場合は次の服用を少し遅めに し、短い間隔での服用をしないようにすると副作用が起りにくく、より安全です。
 ただし、血糖を下げる糖尿病の薬など、“気がついた時点ですぐに飲む”という対応をとってはいけない薬もあります。事前に飲み忘れたときの対処法を、医師や薬剤師に確認しておきましょう。
 また、「前回飲み忘れたから」といって次の服用時に2回分を飲まないようにしてください。薬の量が2倍になることで薬の効果が強く出すぎたり、副作用が起こることがあります。

Q:高齢者や乳幼児などが薬をうまく飲みこめないとき、飲んでくれないときは?

A:市販されている「ゼリー状のオブラート」を試してみてください。これはゼリーで薬を包み、飲みこみやすくするものです。
 そのほかに、服用する錠剤やカプセルをお湯で溶かす方法もあります。コップに薬を入れ、約50 度のお湯を注ぎ15 分間放置します。この間にほとんどの薬は溶けて、15 分後にはぬるま湯になっているので、そのまま服用しても大丈夫です。
 特に大きな錠剤や数が多い場合はこの方法がよいでしょう。ただし、この方法が使えない薬剤もあるので、あらかじめ薬剤師にご相談下さい。

いつでも元気 2012.8 No.250

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