みんなの声
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【2025.09.25更新!】
●子供の虐待や育児放棄などで母親が逮捕されるニュースを聞くたびに、男性不在なジェンダー役割の固定に辟易としています。程度の差はあれ、誰にもが生きていくために必須なケア労働が、社会的にも経済的にも評価され、当たり前に分担していく時代が来てほしいと切に願います。
また、女性自身も「(女性は、妻は、母は)こうあるべき」の自己暗示から解放されるよう、フェミニズムのムーブメントをこっそり後押ししていこうと思います。
〔40代 医療職〕
●子どもの権利30年、これはとても大切なことだと感じた。
〔30代 医療職〕
●ケアにはいろいろあるのだなと感じた
〔50代 看護職〕
●人権がぎゅとつまった「保育」。この中で差別的な時代はおわらせ、協力しあう子育て社会の前提条件て、保育所人権を守るのが憲法で定められている事を知って良かった。
処遇改善の点で人権を守ることで賃上げをしなければ人権はまもれないのではないか。
〔50代 事務職〕
●私はずっと働いてきてます、産休のあと育休も少しだけにしてすぐに復帰しました。家事も育児もし仕事もしてたので、専業主婦さんがうらやましい、そしてだんだん腹が立つようになりました。保育園のお迎えは1番最後、参観日は仕事の合間に走っていく。職場の先輩が自分の家の前の人は専業主婦でシーツもいつも洗って干してるしすごいって言ってましたがほんとに心からそんなこと思ってるのかと腹立たしかったことがあります。でも子供達も独立し余裕がでてくると、なにをそんなに腹立ってたのかな、これって男目線になってしまってたのかなって思います。いつの間にかこうあるべき、働いている私はえらい、専業主婦がしんどいって言うのはおかしい私の方がしんどいって思ってしまっていた。なんと言うか、偏った考えがあったと思います。これからもシリーズを読んでいろいろ考え学び振り返っていきたいと思います。
〔50代 看護職〕
●『ケア』の定義についてまだ理解するのに時間がかかると感じた。振り返るとコロナ禍で職員同士、患者、組合員に改めてお互いを思いあう大切さに気づいたと思う。これから理解を深めて学んでいきたいと実感しました
〔40代 事務職〕
●ケアの定義が広く曖昧に思え、難しくも思えます。
〔40代 医療職〕
●私たちは誰でも1人で生きていくことはできなくて、何らかのケアを受けてきてるし、それが自然なことなんだと思いました。
〔40代 福祉職〕
●いつも、心にそっと寄り添っていただけるような暖かさを感じながら読んでいます。
〔40代 事務職〕
●第二回を読み、子供の頃から知らず知らず男女の役割は違うって考えがありました。ただ大学でジェンダーを知り、そうではないということがわかりました。
〔40代 福祉職〕
●医療業界に入り37年。何処も悩み多い時代ですネ。長期休みといえば出産くらいでしょうか?しかもブランクなく続けてきた自分にご褒美しても良いですか?
〔50代 看護職〕
●ケアする側もされる側ももちろんのこと、質の良いケアをするには、ケアする側同士のコミュニケーションも大切であり、心のゆとりは大事なことだと思いました。
〔40代 福祉職〕
●家事や育児など、今までするのが当たり前で、社会からも「やって当然」との認識が少しづつ変わっていったなと思いました。とはいえ、まだまだ負担は大きい。社会で支えていく、ケアは皆でやっていくもの、という認識が拡大していくことを願います。
〔40代 福祉職〕
●ケア労働にもケアが必要という点で、私たちが自分に対するケアとはやはりお金が1番であると考えるため、ケア実践をしたことの無い男性中心の政治では提供するケアに対して正しく評価されず、普段ケアを提供する側の私達も疲弊することがあるため、そこを変えていかなければいけないと感じました。選挙に行きます。
〔20代 医療職〕
●介護福祉士の門脇さんの実践報告に、納得で涙が出ました。私自身もケアが必要なのにそっちのけで毎日が繰り返され、もう首が回りません。せめて、職場が安心できる場所になれば離職が少なくなるんだろうと実感します。辞めないで、職場でつぶやいて欲しい。支え合える仲間作りをしたいと思いました。
〔50代 看護職〕
●ケア労働が深刻な人手不足、高い離職率になるのはケア労働者のケアがなされていない事というのは本当に今後改善されて欲しい問題と痛感した。誰もができると低賃金にしては、ケアの質も悪くなるしやりたいと思えないと感じる。介護や保育を支える人を支える体制が整う社会を願う。
〔40代 看護職〕
●非常に感銘を受けました。私はパートで働きながら難病の母を介護しています。同年代の人たちは基本的に正社員で働いて自分で生計を立てているのに、私は時間の融通が効く働き方しかできず、不甲斐ない気持ちに時々なります。でも、「ケアすること」がずっと苦な訳ではありません。大切な両親にありがとうと言われる時、職場でやり遂げた仕事を評価された時、私も孤独感や充足感を「ケアされた」と感じます。長久さんが仰る、「ケアの連鎖」の中に自分もいるのだなとすごく納得がいきました。これからも『ケアの倫理cafe』の連載を楽しみにしています。
〔20代 事務職〕
●少し難しい内容ではありましたが「ケアする人のケアに光をあてる」は、とても良い言葉だと思いました。ケアがちゃんと評価されるような社会を私も意識して取り組んでいきたいと思います。
〔40代 医療職〕
●ケアの概念がとても広範囲に渡っていると感じる。
ケアは、介護という範囲を大きく超えている。
〔看護職〕
●だんだん言葉が難しくなってきている感が有ります。グループで感想出し合ったら、自分たちの仕事を振り返る事ができ、ケアを充実させるためには、政治や社会を変えることが必要で、今参議院選挙で変え時だと言う意見が沢山出されました。前は、感想を紙に書いたら、他の人は何を考えているのか分からなかったけど、グループ討議だとみんなの思いがきけて、良いなと思いました。
〔40代 医療職〕
●「資本主義はケアを評価できない」全く同感です。人間の営みの延長線上に仕事がありケアもある。
そこが全く欠落した考え方が資本主義であり、成果主義だと思います。
〔50代 事務職〕
●4回めのcafeの最初の部分、わかる~と思いながら涙が出て来ました。お母さんだけではないけど、お父さんも子どもも皆頑張ってる、こんなにも暖かくて寄り添ってくれる保育士さんがいると思うと安心して預けられますね。いつのまにかケアを受けてるんですね。
〔60代以上 看護職〕
●ケア労働にもケアが必要という部分がとても共感できました。現在の現場でのストレスは半端なく起きているのが現状です。そのためケアする側のケア期間を設けていく事も大切と思います。リフレッシュ休暇が5日間ありますが、はっきり言って足りません。心も体もリフレッシュできる期間がもっと必要です。身体的にも精神的にも他の仕事よりも負担の大きいのが介護職と思います。労るという優しさは国からもっと発信していくべきと感じています。
〔30代 介護職〕
●6/30にvol.3について職場で読み合わせしました。でていた感想
・声をかけともらうのもそうだし、相手を思ってケアしていくことの大切さ学べた。
・ケアする人をケアする。お金や報酬が高ければ元気が出る。きちんとケア労働と理解することが大切。
・ケアしている人が認めてくれるのは元気が一番でる。
・患者側ときちんと関われているか。自分のものさしだけで対応はしていないか
〔その他〕
●職場での意見・感想
・ケアはなぜカタカナ?イギリスの言葉。Careからきている。ケアとは子供のケアを指している。子供を見るという意味から。子供を見るのは1番大事。今は幅広く、介護の場面でも使われており私達にとって身近な言葉。誰かに依存しないと生きていけない方へ提供されるもの。日常生活の上で必要としている人は身近なところにいる。子供、両親、兄弟、夫婦・・。
・政治のダメな所、介護を低く考えている。介護保険が制定されたが介護に携わる人の給料が安いし、事業所の運営も大変。「キツイ・キタナイ・キケン」3K
介護職の定着が3Kでは困難。看護師も増えないと良いケアができない。コロナの感染拡大時には辞めてしまう方も多かった。病院内では今まで通りの良いケアが出来ず退職する人も多かった。コロナ過ではいつまでこの状態なのか不安だった。事業所のカンファレンスで、不安に思う事を皆に話す機会としていた。聴いてもらうことで少し楽になった。言いたいことが言える仲間は大切。
・ケアを職業とする担い手を繋いでいくにはどうしたらよいのか?他の職業が魅力的に思うとすると介護の仕事はどうなのか?オーバ-ワ-クで家庭との両立が困難になることもあると思う。医療・介護・保育など3Kと言われているが、もう少し社会に魅力を伝えれるとかわるのか?そもそものイメ-ジが悪いのか、現在も未来も不安がある。
・看護師の仕事以外の仕事が増えるとケアに充てる時間が減ってしまう。イメ-ジの良い職業へ流れている?高齢の職員が職に就かないといけない時代。ミスが増えてる?30年後の未来がどうなっているのか怖い。
・20代の子が結婚して子供を産んだら、仕事と育児・家庭の両立で自分の時間が持てなくなる。お金もかかる。なら、子供を産まない方が良いと考える人が増えている。
・結論としてケアの担い手を減らさない事!ケアに携わる人が心のゆとりをもって働けるような努力を社会全体で取り組む必要がある。
〔看護職〕
●職場での意見・感想
・これまで長い間、家父長制で家庭内の療養上の世話や家事などのケアは女性が行ってきた。終わりのない無償の労働を強いられていた。でも、ケアは必要なことなので、そのケアの問題について人々の声が届き、そのケアを社会全体で共に担えるような世の中になればと思った。介護保険制度が充実してきたことや、社会全体の意識が変わってきて、我が家のケアの配分も変わってきた。
・夫側の家庭では父親が一番という考え方が色濃く残っており、代々その親に育てられた子供は家父長制があたりまえという意識がある。なので、私の家庭での子育ては夫の協力は少なく、ワンオペでした。しかし、今の若い世代の御夫婦は、仕事と子育ての両立をさせるため、お互いが協力しあっていることが多くなってきている印象です。とても良いと思います。女性が活躍するためには必要なことであり、働きやすい職場も増えると良いと思います。
・ケアについて、日本語では、世話・介護・配慮・気遣いなどの意味合いで使われており、広い意味では病気を持つ人の世話だけでなく、人々の生活全般を支える活動全般を指すような意味もある。ケアのイメ-ジが世話や介護を提供することと思っていたが、一方的なものでなく、ケアされる側も成長できる相互的な関係性を持っている事を知った。一方的とならないような配慮が必要と思った。
・自分自身の中には、家事や育児は母親が中心になって行うという価値観があると改めて気付いた。その事実に普段、疑問を持つことはあっても行動変容には至っていなかった。家父長制やジェンダ-など、様々な問題はあるが、家庭やその人を取り巻く環境も様々です。私達に求められることは、それぞれのケアの単位(家庭)の環境の特性を理解し意識を持つこと。また、オープンに話し合える環境を作っておくことだと思った。今回、知ったことを家庭に持ち帰り家族で考える機会を持とうと思いました。
・現在は、共働きが当たり前の時代であり0歳から保育園に預けて仕事をしている女性も多い。しかし、仕事が終わると、家事、育児が待っており、身体を休める時間がない。以前に比べれば、男性も家事や育児に協力的になってきたが、それでも女性の方が負担が多い傾向がある。少子高齢化で納税者を増やす為、男女問わず働けという風潮を感じる。家庭でのケア負担が今のままでは、女性の負担が重すぎるので、少子化は止まらないと思う。
〔看護職〕
●相手が弱い存在、と、位置付けをして関係値に優劣を付けている認識に賛同し難いものを感じる。相手とは対等であり、相手へは敬意を持つ事でケアを行っていく信念を再度に考える機会が得れて良かった。反暴力への倫理は自分が被害者になった時の対応はどうすべきか準備し備えていきたい
〔30代 その他〕
●「自分ほぐし」「反・暴力」について
・相手を完全に理解することは不可能という考えはすべての人間関係に共通する前提
・相手のことを理解しているという思い込みが自分本位な考え、支配・暴力にもつながる
・自分の弱さを認められないと他者の弱さも認められないのではないか
・想像力と価値観のアップデートが抑止力となると理解しました。『能力主義をケアでほぐす』を読んでみたくなりました。
〔医療職〕
●人間の尊厳にはケアが不可欠です。しかし、ケアを与えられている一方では、本当の尊厳は生まれないのではないでしょうか。ケアが満たされ、ケアされていた人が他の誰かをケアしたいという気持ちになり、それを実行できることが人間の尊厳としてのケアの本質だと考えます。
また、リアルな人とのつながりだけでなく、モノやコトとのつながりでもケアを感じることができるので、人だけにこだわらない姿勢も必要でしょうか。さらにこれからは、バーチャルなコミュニティや生成AIもケアの担い手になってきそうです。誰かのために何かできるケアの喜びにあふれる社会になるといいですね。
〔40代 医療職〕
●ケアする人を増やしたいのであれば政治的な手厚いケアが必要だと思います
〔30代 医療職〕
●職場で、読み合わせして、グループに分かれて意見交換してます。毎回、cafeらしく甘いものを用意して、話しやすい雰囲気でやってます。
第4回目のシリーズで、資本主義の中でケアは公的に評価される必要がありながらそうなっていない、という議論の中で、資本主義の中では、ケアは価値として評価できないのではないかと思いました。資本主義では、利益を生み出す事が優先され、その事はケアで成り立っているのに、その価値は評価しない。ケアを評価させる社会へ、社会そのものを変える必要があると感じます。
〔40代 事務職〕
●子供や女性の人権も最近は少しずつ改善されつつあります。家庭を持ち仕事をしながら家事をしている事を当然の事だと思っていました。これからはそういった自分の意識も変えていく必要があると感じました。
〔40代 介護職〕
●ケアの出発点は他者のニーズに関心を向けること。
〔60代以上 介護職〕
●看護師は患者さんをケアするばかりではなく、ケアをした上で患者さんからの笑顔や言葉から私たちがケアされることもあると感じました。相互にケアをし合うことで質の高い看護の提供に繋がると考えるため、忙しい時こそ業務に集中せず、視野を広く持ちたいです。
〔20代 看護職〕
●ケアについて改めて深く考えることが出来ました。一緒にケアを提供する仲間がどのようなことを考えてケアをしているのかを知ることで、自分のケアをふりかえることができました。
〔20代 看護職〕
●普段より、何気なく毎日業務をしてる中でも、患者さんにとっては不安な日々であると思うので、私達看護師がそばにいる中で少しでも安楽に過ごせるようにして行きたいなと思いました。
〔20代 看護職〕
●患者と関わる全ての言動がケアだと思いました。挨拶から始まって挨拶で終わり、患者との関係性を大事にしていく。
〔20代 看護職〕
●ケアとはなにか自分の中で改めて考えることが出来た。ケアは患者さんに関わった瞬間から始まり、疾病に関することだけでなく、声掛け1つもケアであると考えることができた。
〔20代 看護職〕
●普段業務の一環で、流れ作業のようにしている事でも患者さんにとっては、一つ一つ初めてのことで不安なことがあるのだろうなと改めて思いました。
〔20代 看護職〕
●自分のケアを振り返るいい機会になりました。忙しい業務の中でも患者さんの意思を優先し業務したいと思いました。
〔20代 看護職〕
●看護師として病棟に入って患者様と向き合った瞬間からケアが始まっていると思います。記事その通りだと感じました。
〔40代 看護職〕
●トロントの「できる限り善く生きるために世界を維持するすべての活動」というケアの定義から、ケアの広さや深さを知った。他者も自分の大切にし、大切にされる社会が実現できる日が来ることを願います。
〔50代 看護職〕
●日常のなかで、互いに思いやる心があれば、ケア提供していることになるのかも。受けとる人が、どう感じるかも大切と思うけど、おなじ気持ちで支え合う人が増えたら何がベストかを、討論もできる。そのことで人が繋がる。日頃使う、ケアと言う言葉をもっと、深く広く考える良い機会になります。
〔60代以上 看護職〕
●自己責任論が、いかにイカサマで非人間的思考であるか、人間にとってのケアを読んではっと気づかされました。今後の連載楽しみです。
〔60代以上 事務職〕
●高齢者の医療や福祉を目の敵にする風潮に恐ろしさを感じる。現実の生活の困難や貧困の原因を、全てのオールドなもの、現在の体制を作ってきた『老人』のせいだとしているようだ。自分もいつのまにか60代になり、そういう世代に見られていると思うと暗澹たる気持ちになる。こんなはずじゃなかったはずだ。何か希望を見出したい。
〔60代以上 事務職〕
●ケアの倫理は世の中すべてに関連している深いことなのだと思いました。もっと深めることにより家族の介護をする時、自分のメンタルケアがしやすくなりそうだな。と思いました。
〔50代 その他〕
●「ケアの倫理」について多くの書籍を読み進めていく中で、ジョアン・C・トロントのケアの5フェーズを知り、私の中でケアに対する解像度が格段に上がりました。
小児期の脳性麻痺で24時間のケアが必要な知人が、「ケアを受ける側の自分にも何か与えられるものがあるはずだと思い、介助してくれるヘルパーさんのスキルアップになるようにアドバイスをしている」という話をしてくれて、まさにフェーズ5の「caring with(共にケアする)」だと感じた経験があります。
医療や介護の業としてのケアをしている私たちもまた、多くのケアを受けていることを自覚しつつ、caring for(気づく)から始まるケアのフェーズを高めていきたいと考えています。
〔40代 医療職〕
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