被災者に心寄せる
震災の影響が長崎でも 長崎・健友会
8月29日、16回目の「ハローワーク無料健康相談会」をおこないました。
交通事故の後遺症で膝の痛みを抱える方が、「節電のため5階建ての勤め先で従業員エレベーターが使用禁止になり、退職せざるを得なくなった」と。大震災 や原発事故の影響が長崎にも及んでいることを感じ、胸が痛くなりました。
また、失業中で国保料も滞納している方が「持病を抱え、医療費に困っている」と。通っているその医療機関は、無料低額診療事業を認可されているにもかか わらず、何の説明もないとのこと。大浦診療所の岡田孝裕事務長は「救急搬入などで生きるか死ぬかの場面に無低診を適用しようというのが、一般の医療機関の スタンス。民医連とは憲法25 条や人権に対する感覚が違うのではないか」と語っていました。
(山之口努通信員)
第1回震災支援バザー開催 奈良・岡谷医療互助組合病院支部
7月28日、第1回東日本大震災支援バザーを開催。会場にあふれんばかりの商品が並びました。
被災地支援の活動を紹介するパネル展示、「原発からの撤退を決断し、エネルギー政策の転換を求める署名」もあわせてとりくみました。
当日は売り上げと募金を合わせて7万4577円、署名は47人分が集まりました。「被災した方々が厳しい現状から早く抜け出せるように、私たちができることをしていこう」と心を寄せています。
(増田保男)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気11月号No.241より