民医連新聞

2002年7月11日

この夏全職員、共同組織で医学対活動に全力を挙げよう!(全日本民医連医師部長 吉中丈志 )

 

《談話》

 2004年度の研修必修化を前に医学生の動向は大きく様変わりしはじめています。大学の医局にそのまま入局する従来の流れから、自分にあった研修場所を積極的に探しはじめたという点に特徴があります。
 研修指定病院であっても、従来型の研修説明会などのとりくみでは、医学生の関心とかみ合わなくなっており、参加者も限られています。
 逆に、民医連紙誌や諸会議などで紹介されているように、民医連の医療とそこでの研修がいきいきと実践されているところでは、医学生の志をつかむことが可能です。
 医学生は必修化後を見据えながら変わりつつあります。私たちの卒年学生へのはたらきかけは、民医連の医療の場に深く根ざした研修体制を、地協ごとに創り上げる近未来の計画を語ることでなくてはなりません。
 夏がチャンスです。院所、法人管理部を中心に、共同組織の力も借りて、院所での実習や説明会、面談などの機会を積極的に作り、医学生の声に耳を傾けることからはじめて下さい。
 史上最大の対話から研修必修化直前にふさわしい卒年学生確保をめざしましょう。

(民医連新聞2002年07月11日/1281号)

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