声明・見解

2003年3月20日

【声明2003.03.20】非道なイラク攻撃に断固抗議し、ただちに攻撃を中止せよ!

2003年3月20日
全日本民主医療機関連合会会長 肥田 泰

 3月20日午前(日本時間)、アメリカ・イギリスはイラクに対する武力攻撃を開始した。
 この攻撃は、国連の平和的解決をめざす努力を踏みにじり、あらゆる国連決議、国連憲章や国際法に違反した無法行為そのものである。
 また、500万人が住むバクダットへの大規模な空爆などにより、何の罪もない一般市民や子どもたちの尊い生命が奪われるのは必至であり、この攻撃はまさ しく無差別大量殺戮そのものである。
 私たちは、いのちを守る医療人として、人間としてこのような無法、非道な攻撃は断じて許すことはできない。満身の怒りを持って抗議するとともに、ただち に攻撃を中止することを求める。
 また、小泉首相は攻撃開始後ただちに記者会見を行い、武力攻撃への支持を表明した。かかる無法で非人道的な武力攻撃に支持を与えた責任は重大であり、平 和を願う日本国民への背信行為である。ただちに撤回を求める。
 私たち、全日本民医連は無法かつ非道なイラクへの武力攻撃を断固糾弾するとともに、ただちに中止することを重ねて要求するものである。

以 上

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