事業所のある風景

2017年7月15日

民医連事業所のある風景 秋田/中通総合病院 24時間365日患者の立場に立つ医療を継続

総合的全人的な医療を実践

 中通総合病院は、人口約30万人の秋田市中心部に位置し、450床の急性期を中心とした医療を展開しています。
 当院を運営する社会医療法人明和会は、秋田県初の社会医療法人で、県都秋田市と「大曲の花火」で有名な大仙市で、3病院、3診療所、2健診施設、2訪問看護ステーション、ホームヘルパーステーション、高等看護学院を運営し、秋田県の民間医療機関としては、最大の規模を誇ります。また関連施設である介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、福祉複合施設などとも協力し医療から介護までの幅広いネットワークを構築しています。
 中通総合病院は法人のセンター病院として、開設以来「いつでも、どこでも、だれでも、患者さんの立場に立ち親切で良い医療を行い、地域に貢献していく」という理念のもと診療にあたり、開設時から続く救急医療や心臓血管外科・脳神経外科などの高度専門医療を行う一方、地域に密着したプライマリー・ケアや生活習慣病に対する医療、がん医療、高齢者医療、出張診療にもとりくんでいて、総合的、全人的な医療を実践しています。

病院のあゆみ
~病院の発展と先駆的とりくみ~

 当院は1955年4月20日に病床数4床(医師1人)の中通診療所として発足しました。1957年に44床の中通病院となり、1968年に340床の病院として現在地に移転、その後1978年から増改築を行い、1981年には539床と秋田大学医学部附属病院に次ぐ病床数を誇る病院となりました。2008年、中通総合病院新築基本計画を策定し、秋田市内の病院が郊外へ新築移転するなか、地域住民の健康を守り、住民とともに地域の活性化にとりくんでいくため現在地(旧病院隣接地)への新病院の建設を決定、約2年半にわたる建設工事を経て2014年11月に450床の現在の病院がグランドオープンしました。
 また、開設以来、理念にある「いつでも、どこでも、だれでも、患者さんの立場に立つ」という一心から先駆的なとりくみを行ってきました。秋田県で初めての治療は、胃がん手術(1960年)、脳外科手術(1964年)、人工透析治療(1968年)、全身用CTスキャナー稼働(1978年)、手首切断再接着手術(同)、高速アテレクトミー血管形成術(1991年)、腹臥位式乳腺バイオプシー装置の導入(2001年)、ハイブリッド手術室の導入(2013年)などが挙げられ、それぞれの時代で、いち早く地域の期待に応えてきました。

病院のこれから
~変化への対応と原点の継続~

 全国第1位の人口減少と高齢化がすすむ秋田県において、当院の強みを発揮し、環境の変化に対応した医療を展開していきます。(1)秋田県民の疾患特徴である悪性腫瘍、脳卒中や急性心筋梗塞などの血管疾患に対する医療、(2)超高齢社会へ対応した地域の医療介護福祉機関との連携による地域包括ケアシステムの構築、(3)地域住民が生涯にわたって、いきいきと過ごせるための疾患の早期発見と予防、の3分野にとくに力を入れてとりくんでいくこととしています。
 発足から続く「いつでも、どこでも、だれでも」の精神は「断らない救急」として現在に引き継がれ、2016(平成28)年度の救急車搬入件数は過去最高となる年間3000件を超えています。秋田市救急隊の救急車受け入れは4分の1を超え、秋田市内の病院の中では最も多くなっています。当院の原点であり誇りである「24時間365日、患者さんの立場に立つ医療」をこれからも継続し、職員一丸となって地域に貢献していきます。
中通総合病院 事務長 佐藤 充)

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