事業所のある風景

2018年6月15日

民医連事業所のある風景 北海道/函館稜北病院 いつでも、どこでも、誰もが安全で安心できる医療と介護・福祉を

生い立ち

 1976年5月に「働くものの医療機関」として道南勤労者医療協会が設立されました。そのセンター病院として1981年8月に函館稜北病院は開院、1982年に2つの病棟104床として現在に至っています。
 2007年、2階病棟を回復期リハビリテーション病棟へ転換しました。また、2013年3月に病院機能評価Ver6の認定をうけ、2018年2月に更新。主機能:リハビリ病院、副機能:一般病棟1、付加機能:回復期の認定を受けました。

病院リニューアル

 2013年の病院機能評価認定を受け、新病院構想が開始され、2016年11月にリニューアルオープンしました。リニューアルの最優先コンセプトは「入院患者さんの療養環境の快適さと満足感」。入院して、適切な疾病治療ができる環境、リハビリが効率よく行うことができる環境、また、緩和医療の点で病院でのさいごを満足してもらえる環境でした。
 病室は、全て患者1人あたり8平方メートル以上とし、デイルームも大きくなり、ゆったりと食事やレクリエーションが行えるようになりました。また、リハビリ室を2階にすることで、回復期リハビリテーション病棟の隣になるため、スムーズに患者さんのリハビリを行えるようになっています。

充実した回復期リハビリ病棟

 病棟がリハビリ室の隣にあることで、医師や病棟スタッフがリハビリ室に足を運び、患者さんに「良くなりましたね」や「頑張ってますね」と声をかけていただける場面が増え、患者さん自身が笑顔になり、リハビリに対するモチベーション向上に繋がっています。
 また、リハビリスタッフが病棟の詰所を訪れて、病棟スタッフや医師と患者の情報をやり取りすることで、連携面の向上が図られて、患者さんの日常生活の向上、スムーズな退院支援など、患者さんの満足度向上につなげています。

病院独自のエンブレム

 病院リニューアルにあたり、病院独自のエンブレム構想が浮かび上がり、職員、患者さんに公募したところ、15の応募がありました。
 2016年度の社員総会で5つにしぼられ、設計事務所に選定を依頼。そのなかの1つが、洗練されて病院のエンブレムとして設置されました。夜になると輝き、道路から奥まっている場所にあるにも関わらず、病院の存在感を示しています。
函館稜北病院事務長 吉田 清司)

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