事業所のある風景

2019年1月15日

民医連事業所のある風景 東京/わかば薬局パークビュー 長い待ち時間でも快適にすごしていただける空間に

2017年11月に開局

 2017年11月1日、わかば薬局中央店(以下中央店)隣のビルの2階に、わかば薬局パークビュー(以下パークビュー)を開局しました。つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅からも見える、東葛病院の向かいにあります。
 新規薬局の開設は、保健所に薬局開設許可申請を提出して、現地で立ち合い確認、開設許可を受けて開設許可証の交付、そして厚生局に保険薬局指定申請を提出し、保険薬局の指定がされるまでに約2カ月間かかる流れになっています。当初、中央店と同時にパークビューを立ち上げる計画でしたが、いくつか候補があがったなかで立地などの条件がなかなか合わず、計画より1年半遅れての開局となりました。

処方時だけでなく、いつでも利用可能

 パークビューの開局の目的は、処方せんを中央店と分散させることで待ち時間を短縮すること、広い空間の待合室を設けて長い待ち時間でもゆっくり待っていただけること、とくにお子さんに対応できるスペースを確保して利用していただきやすくすることによって、隣の中央店とすみ分けをすることが一番の開局目的です。
 また、「処方せんをお持ちでなくても、お気軽にご利用ください。無料Wi-Fiも使用できます」の待合室マップ(写真下)を作りました。薬局のコンセプトとして、ゆったりとした待合室、眺めのよいカウンターとテーブル、お子さん用のプレイルームと授乳室、車いす対応スペース、おむつ交換のできる広い多目的トイレ、感染症対応のための待機部屋、ポスレジ導入の7つを掲げました。

地域の皆さんに満足してもらえる薬局に

 開局当初は処方せん枚数1日50枚を目標にしましたが、初日は43枚でした。やがて、1日に100枚近く受けることもあり、現在は1日平均70枚です。処方せん増加の要因としては、友の会主催で患者さんの骨密度測定と血管年齢測定を実施したことで、だんだんとパークビューの名が知られるようになったことも一因であると思われます。また、中央店の受付ブースにパークビューの待ち時間を表示することにより、お互いの薬局の混雑具合を比較できるようにしました。状況に応じて、中央店の事務がパークビューに案内していることも増加の要因であると考えられます。今後の目標は1日100枚です。
 これからも引き続き、よりよいすみ分けをしながら中央店の混雑を緩和させ、全職員で協力し合って2つの薬局がさらに地域の皆さんに満足していただけるサービスをお届けできるように、安心・安全・便利、そしていつでもかかれる薬局をめざしていきたいと思います。
わかば薬局パークビュー 薬局長 野澤 優之)

お役立コンテンツ

▲ページTOPへ