民医連新聞

2003年9月15日

福井のT君一家 お父さんも仕事に

【福井発】七月二一日付けの本紙記事「地域訪問で元気」に、たくさんの感想が寄せられ、逆に励まされました。読者のみなさんが心配してくれたT家のその後を報告します。

 退院後、病院には「いま仕事を探している。喘息はおちついている」との連絡があっただけでした。T家に近い月見診療所には、お母さんが来て「病院にはまだ未払いがあって気が引ける」と話していたそうですが、今までとは違った生活ぶりがうかがえました。

 八月二〇日、T君の弟の担任から電話があり、「弟さんは七月から学校に通っています。学校としても、きちんと見ていくつもりです。お父さんも仕事に就き、T君もアルバイトですが働いています」とのことでした。

 病棟スタッフも「やったね!」とT君一家に心から拍手を送りました。T君といっしょに大掃除に流した汗はその後もつながっていました。あらためて看護の喜びを感じています。

(光陽生協病院、島崎恵子)

(民医連新聞 第1316号 2003年9月15日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ