民医連新聞

2023年2月7日

診察室から まずは自分の生活習慣から…

 新型コロナウイルス感染症の流行も3年を超えました。施設や医療機関でクラスターが発生し、数多くの在宅療養者がいる状況です。まだまだ収束のめどが見えません。一般診察も、マスクとフェイスシールドを着けて行うことに違和感を抱くこともなくなりました。
 患者からは、「体重が増えた」「ストレスが多い」などの声が聞かれます。夫婦二人や一人暮らしの人も多く、生活指導の話をしながら、諸事情で単身赴任中の私も生活習慣を見直すようになりました。自分も行っていれば、患者にも勧めやすいですからね。
 まず食事面ですが、朝食はかならず食べています。夕食はもともと外食せず、焼く・炒めるなど簡単な調理や総菜でしたが、野菜を多くしたり、肉より魚を選んだり、塩分も少なめにしています。コロナ禍で懇親会や歓送迎会が行われないので、飲酒量も減りました。昔はそれなりに強かったのですが、最近はすぐ眠くなるようになりました。年のせいですかね。
 運動はあまり好きではないので、ジムに通ったり運動系サークルに入ったりはしていませんが、雨の日以外は徒歩通勤しています。通学中の小中学生、ジョギングしている人、犬の散歩をしている人などと出会うことが多いです。簡単なあいさつを交わす程度ですが、良い気分になります。少し遠回りすると程良い運動になるし、天気の良い日は気分も晴れやかになります。仕事前に疲れることはありませんよ。
 少し時間が取れる日は筋トレをしています。ダンベル、腕立て伏せ、腹筋、スクワットなど、簡単な運動です。長く運動していなかったので、長続きするよう少しずつから始めました。少ない回数で短時間から始めて、徐々に増やしています。まだ効果は出ていないようですが、気長に続けるつもりです。継続は力なりですからね。
 今の状況がいつまで続くかわかりませんが、生活習慣の見直しで自分の体調を整えて、患者の病状管理にがんばろうと思います。(古谷(こだに)孝、宮崎生協病院)

(民医連新聞 第1776号 2023年2月6日)

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