民医連新聞

2023年11月7日

次世代育成の実践交流 保育交流集会ひらく

 9月9日、全日本民医連保育交流集会をWEB開催し、42人が参加しました。保育世話人が保育をめぐる情勢、院内保育所の役割、民医連の保育所の現状、保育運動をすすめる課題、保育実態調査の分析を報告。岩手・どんぐり保育園は「さまざまな団体とつながって」をテーマに、子どもを真ん中に成長し続けている保育園の様子を報告。千葉・おひさま保育園は「企業主導型認可外保育所としての運営と課題」を報告。さまざまな就労形態の医療現場の保護者をささえている院内保育所の子どもたちにも、認可保育所と同等の支援があるべきと訴えました。
 NPO法人・福祉広場理事長の山﨑祥子さんが「おいしく食べて大きく育つ~今大切にしたいこと」をテーマに記念講演。子どもたちの口腔(こうくう)内の状態や機能の発達段階に沿った学び、食材や形態など、保育士の支援やかかわりをあらためて学びました。
 分散会は7グループに分かれ、少子化による園児減少、夜間休日保育、コロナ対策、行事や遊びの工夫、保育士不足や次世代育成など、各自園の実践やとりくみを交流しました。(広島・ひまわり保育園 長谷川清美)

(民医連新聞 第1794号 2023年11月6日)

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