民医連新聞

2023年11月7日

地域医療の実践と展望学ぶ 診療所交流集会を開催

 9月9~10日、「今こそ輝け!つながる・語る・出かける民医連診療所」をテーマに、第8回診療所交流集会をハイブリッド形式で開催し、WEB155人を含め、195人が参加。最初に診療所委員会の問題提起を行いました。医療法人オレンジ理事長の紅谷浩之さん(福井)、コミュニティナースの片山春花さん(東京)が講演。紅谷さんは運送会社がタブレットを運び実施するオンライン診療や、医療的ケア児がチャレンジできる場を提供する企画などのとりくみを紹介。片山さんは郵便局の一角を利用した「まちの保健室」活動などを報告しました。
 2日目は南砺(なんと)市民病院(富山)内科副部長の大浦誠さんが、マルチモビディティ(多疾患併存)を学び、マルチモビディティをバランスよく見るための妄想力を鍛える「マルモカンファレンス」ワークショップを行いました。マルモカンファレンスでは神奈川・坂戸診療所の辻紀子さんが症例を提供し、多職種がさまざまな視点から質問しました。グループ別交流で、他事業所のとりくみや悩みを知り、横のつながりをつくることができました。(全日本民医連医療部 片岡彩)

(民医連新聞 第1794号 2023年11月6日)

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