各地のとりくみ

2004年8月1日

力をあわせて

“山宣の集い”で… 北海道・道南勤医協 五稜郭地区友の会

 五月二三日、五稜郭地区で開かれた“山宣 の集い”に五五人が参加しました。第一部では友の会員で、元函館市議会議員の宮野千秋さんの「山宣の生きた時代と今日の情勢」の小講演。第二部は山宣の活 動を描いた映画「武器なき闘い」の上映でした。山本薩夫監督はじめ下元勉、宇野重吉、東野英治郎などの豪華配役陣のヒューマニズムが胸を強く打ち、涙を流 す参加者もいました。
 最後に、実行委員会事務局から、山宣暗殺後の“「三・一五記念事業」労働者農民の病院をつくれ!”の呼びかけが紹介され、無差別・平等の精神を受け継い でいる、道南勤医協の近隣診療所建設を中心とした新稜北病院事業計画の基金協力の訴えがありました。
(大田正春)

県から現地調査…! 岡山医療生協芥子山支部

torikumi154_05 スーパーニシナ店西の橋の歩道が非常に狭いので「歩行者と自転車が安心して渡れる歩道橋を増設してほしい」との要望があり、五月一九日、岡山県地方振興局から職員五人が現地調査に来ました。
 この日に先立って地域の町内会長や水利土木委員、地主にお願いにまわり、当日の参加も案内したところ、町内会長はじめ、九人が集まってくれました。芥子 山支部「暮らしの委員」七人とニシナ店の店長もいれると二一人の大人数でした。
 まわりの土地の所有者などの了承が得られれば県としては計画を進めることができるとの返事でした。そのほかの県道ぞいの調査もしてくれました。
 みなさんの協力で少しずつ前に進んでいるのはうれしいことです。
(湯原明慧通信員)

町村合併で医療や介護は? 北海道・道東勤医協友の会連合会

 町村合併対象になっている標茶町の友の会と高齢者事業団が、合併を考える会をもちました。行政側からも出席してもらいました。合併の有無に関わらず、財政状況がきびしいという説明がされました。
 友の会員からは、「今まで通りに医療や介護が受けられるのか」「行政サービスが、低下しないのか」などの心配が出されました。会場の空気では「きびしい けど、自立でがんばろう」という声が圧倒的でした。
 「町民が安心して、住み続けられるまちづくり」という視点からの意見をもっともっと上げていくことが大切だと感じました。
(亀井武通信員)

6・2緊急国会行動で 山梨勤医協共立歯科センター

 今回の国会に年金制度の改悪阻止をすべく微力ながら参加しました。以前参加したのは、五~六年前。消費税や介護保険の導入、医療費や国民年金の自己負担増、診療報酬や年金受給率の低下。気がつけば、わずか数年で最低限度の生活さえ脅かされています。
 参議院議面前で座り込みをしたのは八二〇人。年金制度について改めて知る機会となりました。
 全農連の方が一人一人に「お疲れ様です」と声をかけながら、トマトを配ってくれました。
(保坂由里子通信員)


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いつでも元気8月号No.154より

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