【特集】戦争とこころ

多摩市には、自然の丘陵地形を活かして整備された遊歩道が市内全域に張り巡らされており、植生や展望も楽しめます。全長約41kmにも及びますが、車道と交わらないような立体交差的造りが採用されていて、日々散歩やジョギングを楽しんでいます。
撮影者：脇本秀紀（全日本民医連事務局）

戦争の“終わらなさ”を語る
大阪大学・北村毅教授インタビュー

沈黙を超えて語られるもの
――沖縄戦体験者と紡ぐ記憶のかたち
吉川　麻衣子

沖縄戦による晩年発症型のPTSD（late onset PTSD）
蟻塚　亮二

全日本民医連第46期　看護幹部研修会　講演
沖縄の終わらない“戦争”～いまなお続く戦時性暴力～
宮城　晴美

「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」がめざすこと
黒井　秋夫

加害者になったあと――ある元731部隊員の戦後
熊谷　伸一郎

小特集　第19回被ばく問題交流集会
フィールドワーク
「廣島」と「ヒロシマ」～加害と被害の両面を見つめる～
平井　充晴

シンポジウム
高校生が描くヒロシマ～「原爆の絵」制作を通じて～
編集部

寄稿
カナダの家庭医が日本のホームレス支援を視察して
ギャリー・ブロック（翻訳：中村　みずき）

家庭医療学の論文を現場で使える形に！
水本　潤希

-連載-

民医連事業所のある風景
わかさ生協診療所（若桜さくらの郷）
是枝　清一

ぶらり、発見〜民医連のある街で〜（7）
歴史と郷愁の小さな旅　鳥取県・若桜町
Masky

「全職員参加の経営をめざして」民医連の管理運営を考える（6）
ガバナンス―民医連組織が綱領実現をめざし続けるために
長尾　朋和

「ケアの倫理」を学ぶ（9）
学び続けることは人生を豊かにする
村松　裕子

働く女性のからだと健康（18）
“症状がないからこそ受けてほしい” 子宮頚がん検診
鈴木　陽介

全生園を歩く～ハンセン病療養所の22年～（24）
残されなかった証言物
黒﨑　彰

現場の気づきからはじめるソーシャルアクション（16）
共同組織とともに、地域にウイングを広げるアウトリーチの実践
前田　元也

「いのちと健康を守る」民医連のリハビリ（135）
病院におけるリハビリ部門の経営に対するとりくみ
長濱　秀明

「いのちの平等」つらぬく薬剤活動（118）
慢性疾患患者への薬剤師のかかわり
永友　亜弥

メディカルエッセイ
国際HPHカンファレンスと病院見学ツアー
吉國　晋

新連載　災害とケアの倫理（1）
阪神・淡路大震災から30年、「いのちの保障なき社会」はいまも
高林　秀明

メディアと「貧困」（25）
「一日1000円で…」桐生市の生活保護行政
水島　宏明

731部隊から戦争と医の倫理を考える（25）
医療の社会化
吉中　丈志

看護日誌から（190）
訪問看護で民医連看護を実践～ステーションを大型化するきっかけ～
奥村　妙美

介護の現場から（135）
どこに住んでいても安心して介護を受けられるために
山本　憲子

全日本民医連研究会リポート
全日本民医連第13回整形外科・リウマチ懇話会 開催報告
家入　雄太

青年職員活動リポート（221）
病院主催の食料支援「あすかいプロジェクト」のとりくみ
山本さやか

おすすめ映画（133）
『侵蝕』
前川　史郎

■ＢＯＯＫ
■クロスワードパズル
■漫画「花も実もある」（370）
いわまみどり
■読者のひろば
■編集の窓