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民医連医療

民医連医療

民医連事業所のある風景 熊本・水俣協立病院 「治す・支える・寄り添う」病院をめざして

 水俣協立病院の前身である「水俣診療所」は1974年1月に開院し、1978年3月に現在の水俣協立病院に発展しました。2024年1月には50年の節目を迎え、2026年3月には50周年とリニューアルオープンを記念したレセプションを開催することができました。
 前回の『民医連医療』掲載(2023年6月号)は旧病院での撮影となり、リニューアルに向けて準備をすすめている最中の取材でした。コロナ禍以降の物価高騰、人件費高騰の影響もあり、決して平坦なリニューアルではありませんでしたが、2025年1月には起工式を行い、約1年3カ月をかけてOB、OGの皆さんや職員の悲願であった新病院(48床)が完成しました。

在宅患者のバックベッドを持つ病院として

 当院は開設当初から訪問看護や訪問診療にとりくんできました。周辺地域では高齢化がすすみ、高齢独居や老々介護など、生活のなかで困難を抱える方が増えています。一方で、周辺地域の医療・介護事業所の状況は、医師の高齢化による診療所の閉院や介護系施設の閉鎖もあい次ぎ、医療・介護不足に拍車がかかっています。
 私たちは地域のニーズに、よりスピーディーに応えるため、当院の強みである「在宅部門」を新病院横の建物に結集させました。毎朝の朝礼では多職種が集まり、患者情報を共有することでオールマイティーに対応しています。まだまだ課題はありますが、地域のなかで「外来」「在宅」「入院」機能を併せ持つ「唯一の在宅療養支援病院」としての役割を発揮しています。
 住み慣れた我が家で最後まで自分らしく暮らしたい、その願いを叶えるため、これからも「治す・支える・寄り添う」を実践していきます。

新病院友の会コーナー

 新病院1階には、みなまた健康友の会コーナーがあります。友の会会員や地域の皆さんがくつろげる場所として活用しています。今後は、友の会活動以外にも活用方法を広げ、地域の皆さんと職員がともに集う場所になるよう工夫していきます。また、コーナーの壁面にはリニューアルに寄付をお寄せくださった方々の銘板と、水俣協立グループのあゆみ(年表)を掲示しています。水俣にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
水俣協立病院 管理部)