医療構造転換で、技師像は 放射線部門代表者会議
6月18~19日に兵庫で、3年ぶりに第11回全国放射線部門県連拡大代表者会議を開き、96人が参加。新しい医療情報システムについて学び、第3者評価や医療構造転換による職場の変化や放射線技師が果たす役割について論議し、交流しました。
部門委員会議長の伊原潔さんが基調報告し、「いま質の高い撮影技術と信頼、安全など一貫した管理と総合力のある 技術者として成長することが望まれている。また安全文化と患者の権利の守り手、平和と社会保障運動の担い手としても期待されている」とのべました。また 「マニュアルの整備や画像や機器の管理など業務が広くなり、医師と技師、多職種との協力関係、共同作業が重要」とのべ、技術建設や職場づくりについて9点 を提起し、奮闘しようと訴えました。
参加者は「仕事を見直す場になった」「民医連を意識した」「情勢に見合った課題を論議できた」など感想を寄せました。
(民医連新聞 第1360号 2005年7月18日)