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民医連新聞

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学生時代からのつながり育む 医師受け入れと定着前進の経験交流集会

 昨年11月20日、医師の受け入れと定着を前進させるための経験交流集会をWEB開催し、42県連から218人が参加しました。これまで確保に焦点をあて集会を開催してきましたが、今回は退職をうまない職場づくりも重要と、定着にもスポットをあてた集会にしました。医師部部長の山田秀樹さんがあいさつし、事務局次長の木原望さんが基調報告。地協で後期研修医交流集会開催、診療所医師の孤立化への対応、医師が働きやすい職場づくり、臨研基幹型を持たない県連での専攻医受け入れなど、8県連が指定報告しました。
 2018年の常勤医師確保を前進させるための全国会議で確認した医師確保の4つのポイント((1)医療活動内容と理念、(2)労働環境、(3)処遇、(4)学べる環境)を意識しながら、研修の充実、医師が働きやすい職場づくり、処遇改善、医局の集団化、組織的な対策の5テーマ、24班で討論。闊達(かったつ)な議論と交流をしました。
 参加者からは「医学生時代から医師とのつながりを育んでいくことが、医師確保・定着の本道であるということに感銘を受けた」「規模の近い病院間での話し合いができ、非常に有意義だった」などの感想が出ました。(全日本民医連医師部 荻生雄毅)

(民医連新聞 第1820号 2025年1月6日号)

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