なかったことにしないで 沖縄米兵の性暴力に連日抗議
沖縄県で2023年に発生した、米兵による少女の誘拐と性的暴行事件に抗議する県民大会が、昨年12月22日に沖縄市で開かれました。東京でも同日行動が呼びかけられ、東京・新宿駅に400人超が参加しました。沖縄・うるま市出身の女性は、「いつまで私たちに米軍基地を押しつけるのか。防衛と言いながら、沖縄の女性と子どもを守っていない」と怒りをあらわにしました。
23日も東京・新宿駅で、同大会に連帯する宣伝行動が、安保破棄実行委員会と平和・民主・革新の日本をめざす全国の会の呼びかけで行われ、50人が参加。9団体からリレートークで米兵の性犯罪に抗議し、被害者と沖縄に連帯を表明しました。署名活動で、外国人観光客が英語のプラカードに目を止め、在日米軍の性犯罪が日本の法律で裁けない実態を知り、驚くとともに、「とてもよい活動」と参加者に声をかけていました。
(民医連新聞 第1822号 2025年2月3日号)
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