課題と展望を研修 介護・福祉責任者研修会第1クール
3月25~27日、東京都内で第46期法人介護・福祉責任者研修会の第1クールを行い、28県連から44人が参加しました。開会あいさつ、前期参加者からのメッセージのあと、全日本民医連理事で介護・福祉部長の平田理さんが「民医連介護・福祉分野の課題と展望、研修参加者への期待」をテーマに講演しました。
全日本民医連の岸本啓介事務局長が第1講座「民医連の歴史と綱領」について、2日目に全日本民医連理事の門脇めぐみさんが第2講座「民医連の介護・福祉の理念」について、岡山県労働者学習協会事務局長の長久啓太さんが第3講座「ものの見方、考え方」について講義しました。3日目のグループワークでは、学んだ「民医連の歴史と綱領」を伝えるため、新入職員対象の学習会を想定した講演資料を作成しました。
その後のグループ発表では、それぞれ班ごとに工夫をこらして作成した資料を紹介。その後、石川・輪島診療所事務長の上濱幸子さんが能登半島地震と豪雨災害の経過と現状を報告し、管理者として苦悩したこと、全国からの支援への感謝を語りました。
研修会の最後に、全日本民医連事務局次長の小内浩さんが、「研修全体を通して民医連の団結の大切さと力を感じることができた。全国の仲間と協力し合い、学び合っていくことを確認できる研修となった」と報告しました。(全日本民医連介護・福祉部 若林剛)
(民医連新聞 第1828号 2025年5月5日号)
- 記事関連ワード