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民医連新聞

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医薬品の有効性を討議 薬事委員長・事務局長会議

 3月15~16日、第46期薬事委員長・事務局長会議を東京で開催し、31県連から82人が参加しました。全日本民医連副会長の根岸京田さんが開会あいさつし、病院薬局小委員会委員長の中村伸也さんが問題提起、全日本民医連理事の石井亮さんがプレアンケート結果を報告しました。学習講演は、京都薬科大学客員教授で医療ジャーナリストの北澤京子さんが「医薬品の有効性安全性評価」をテーマに実施。新薬の承認段階でも現場の薬剤師が目を光らせてほしいとの力強いメッセージがありました。
 2日目は、医薬品評価作業委員会委員長の中村建さん、委員の中西剛明さん、吾妻優さんが指定報告し、薬事委員長としての思いを千葉・船橋二和病院の細山直人さん(医師)が語りました。
 両日ともに医師、薬剤師の班に分かれて討議を行い、活発に意見交換。新薬の採用、フォーミュラリ、医薬品不安定供給などの課題は多くありますが、特にコロナ治療薬やコロナ禍のm‐RNAワクチンの採用のあり方をめぐり、薬事委員会が機能していたかなどをふり返る班が多くありました。
 また、新薬・副作用モニターシステムについて、医師の班からは「民医連が誇るべき素晴らしいととりくみ。もっと世間に知ってもらった方がいい」などの声がありました。(全日本民医連理事 中川直人)

(民医連新聞 第1828号 2025年5月5日号)

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