各職場の経験学び語る 事務「3つの役割」実践交流集会
3月28~29日、東京都内で第46期民医連事務集団「3つの役割」実践交流集会を開催し、41県連から150人の事務職員が参加しました。
1日目は多職種型リレートークを行い、大阪・千北診療所の野口愛さん(医師)、愛媛生協病院の森実美佐さん(看護師)、大阪・医療福祉生活協同組合おおさかの矢島圭さん(介護福祉士)から、「事務職員とのかかわりのなかで成長した経験やこれから期待すること」というテーマで、他職種の視点から見た事務の役割や、ともに成長していきたいことを語りました。
また、5つの分散会で実践交流を行い、「3つの役割」にもとづいて、全員参加の事業と経営改善、多職種協働、平和活動、地域とのかかわりなどのテーマで41演題の発表がありました。参加者から積極的に質問・感想も出て、活発な交流が行われました。また、参加者による優秀演題の投票を行い、「青年職員の奮闘」(北海道・道東勤医協/鍋田聖華さん)が最優秀賞を受賞しました。
2日目は、全日本民医連の増田剛会長が「激動の日本と世界、民医連事務への期待」というテーマで講演をしました。その後は、2日間の学びや各事業所でのとりく
みなどを、班ごとに交流しまし
た。
参加者からは、「他の事業所での経験を参考に、自事業所でもできることから少しずつ変えていけたらと思う」「地域は違えど、思いは一つ。集会での学びを実践につなげられたら」などの感想が出ました。(全日本民医連職員育成部 奥山千佳)
(民医連新聞 第1829号 2025年5月19日号)
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