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民医連新聞

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地域で連携、立ち寄れる場 まちづくり実践交流集会を開催

 4月19日、まちづくり実践交流集会を開催し、WEBで184人、現地で43人が参加しました。テーマは「医療・介護事業とまちづくりの協働で、ともにケアする地域社会を実現しよう」。まちづくり委員会委員長の根岸京田さん(医師)が問題提起。日本社会が直面している課題から、医療・介護を提供する民医連としてのまちづくりをすすめていくにあたって、重要な内容の提示がありました。
 続いて、全国の事業所・共同組織から5人が指定報告。北海道・函館稜北病院総合診療科の舛森悠さん(医師)は、クラウドファンディングから「はこだて暮らしの保健室」として、「誰もが気軽に立ち寄れる、まちの通いの場」の活動を始めたことを報告。この活動は楽しむことを目的としていて、健康はあくまで楽しんだ結果のおまけであることを重視していると紹介。普段、患者や利用者をケアしている私たち医療・介護従事者もケアされるような、おせっかいが行き交う空間になるよう心がけていると強調しました。そのほかにもまちの保健室の活動や、まちづくりコーディネーターとして民医連外の団体との新たなつながりをつくっていること、共同組織の立場から、まちづくりチームの活動報告などがありました。(『民医連医療』編集部 森克彦)

(民医連新聞 第1830号 2025年6月2日号)

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