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民医連新聞

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人間らしく生きるたたかいに 第55次辺野古支援連帯行動を開催

 5月22~24日、第55次辺野古支援連帯行動を開催し、14県連22人が参加しました。
 初日は、普天間・嘉手納基地を視察。また2004年米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学をバスの車窓から見ながら名護に向かいました。住宅街、学校のすぐ隣にある基地の実際、そしてひとたび事故が起これば、日米地位協定により住民、学生はもちろん日本の警察でさえ立ち入り禁止となった事故当時の様子を聞きました。名護市に移動後には、ヘリパットいらない住民の会伊佐郁子さんが、高江における米軍ヘリパッド建設のたたかいを報告しました。
 2日目は辺野古新基地建設現場を視察。周辺では海上以外にも様ざまな工事が行われており、基地建設のために自然が壊されていく様子を目の当たりにしました。ゲート前では土砂の搬入をくい止めようと座り込みを続ける皆さんとともに座り、活動を継続している人から民医連への期待が呼びかけられ、交流の場となりました。その後高台に上り大浦湾を視察。美しい海に重機がいくつも設置されている景色を胸に刻みました。その後、那覇市内に戻り、沖縄民医連事務局長の名嘉共道さんを講師に、推しすすめられる軍事国家づくり、自衛隊と米軍の一体化がすすむ情勢について学びました。名嘉さんは「人間らしく生きていくためのたたかいをひろげよう」と呼びかけました。
 最終日は、ガマや慰霊塔など沖縄戦の戦跡と平和祈念資料館を見学。参加者からは「一人でも多くの人と平和を語りたい」「ことあるごとに感じたことを伝えていきたい」と感想がありました。

(民医連新聞 第1831号 2025年6月16日号)

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