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民医連新聞

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尊厳守り行動する民医連 新歓企画みんフェスを開催

 5月31日~6月1日、東京都内で、新歓企画、第8回MIN‐IREN FESTIVAL(みんフェス)を開催。新入生・新奨学生、先輩奨学生など129人が参加しました。
 1日目は、国立ハンセン病資料館の学芸員の大髙俊一郎さんが、ハンセン病元患者の国の意図的な隔離政策の歴史、医師の隔離政策の積極的なかかわりを講演。参加者は「長年の差別や偏見の深さに驚いた」「過去の過ちを繰り返さないために、差別や偏見に声をあげたい」など感想がありました。
 夜の交流会では、反核医師の会の学生部会・島根医ゼミの現地実行委員が報告しました。
 2日目は、毎年恒例の「民医連あつめ」を実施。全国の担当者のとりくみを自由に聴いて回るこの企画は今回も好評でした。
 最後に、元奨学生で小豆沢病院医師の伊藤裕介さんが、「ようこそ、民医連へ」をテーマに、学生時代と医師として働く今を講演。「社会の端は常に存在し、自分が落とす側に回るかもしれない。困難を抱える人たちと出会ったときに、その尊厳を守る行動するのが民医連」と自身の経験を語りました。(全日本民医連医師部 髙杉健司)

(民医連新聞 第1833号 2025年7月21日号)

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