きてや神戸! 全国JBまであと3カ月
11月26~29日、第41回民医連全国青年ジャンボリー(以下、全国JB)を行います。約600人の青年職員が集い、学び、交流する全国JB。どんな思いで準備をしているか、実行委員に聞きました。(髙瀬佐之記者)
前回(2023年)の全国JBは、コロナ禍の影響で地協単位、または県連単位で1カ所に集合し、各会場をオンラインでつなぐサテライト方式としました。今回は、6年ぶりに完全対面の開催となります。
実行委員長の西村理央さん(京都・JBネーム:らる、SW)は、「久しぶりの現地開催を成功させるためにがんばりたい」と全国JBへの意気込みを語ります。
仲間がいる心強さ
「開会式・閉会式」班リーダー、福田大稀さん(山梨・JBネーム:ピカ、放射線技師)は「全国に仲間がいること、出会いや経験が自分のささえになっている。雰囲気を体感し、楽しんでもらえる開会式にしたい」と、とりくみに向けた姿勢をのべます。
よく「遊び」よく「学ぶ」
開会式の後は大交流会を企画。「交流会班」の萬喜翔平さん(奈良・JBネーム:まんみょん、理学療法士)は、「対面でのつながり、興奮を分かち合える機会になるのでは」と期待を示します。
学習班リーダーの森本飛翔さん(山梨・JBネーム:まいきー、看護師)は「学んだ内容をそれぞれの職場や県連に持ち帰り、実りあるものにしてほしい」と語ります。今回の全国JB開催地は兵庫県。阪神・淡路大震災から30年という節目に「震災時に医療従事者として何ができるか」という学習目標を掲げています。
記念講演の前半は、東郷泰三さん(兵庫民医連前事務局長)から「民医連の災害支援の歴史」。後半は奈良民医連の下林孝好さん(土庫病院、医師)から「災害支援の未来(ワークショップ)」を予定。
学習班副リーダー古川遥哉さん(大阪・JBネーム:WIN、事務)は、「復興の歴史と、受け継ぐべき体制や姿勢を学び、自分たちの職場のBCPと比較する機会にしてほしい。また、次世代の担い手として青年職員が積極的に災害支援活動にとりくめる、きっかけづくりにしたい」と抱負をのべます。
広く青年に届くように
「広報」班は、開催に向けてSNS発信やニュース発行で実行委員会の様子を伝えます。班リーダーの星野未幸さん(群馬・JBネーム:さっこちゃん、看護師)は「青年職員が楽しみながら学び、がんばっていることが伝わるよう、心がけています」と語ります。星野さんは前回、一般参加者として全国JBに参加。同じ組織で青年職員が日々奮闘していることを感じ、次は運営として携わりたいと、今回の実行委員会に参加しました。
◇ ◇
西村さんは「6年ぶりに、ひとつの会場に集まり開催できる。オンラインでも交流できる便利な世の中ではあるが、直接会うからこそ意味がある。参加者にもそう思ってもらいたい。全国JBでは、楽しく交流し、学びも持ち帰れる。全国に事業所のある民医連だからこそできるイベントです。全国の仲間と語り、盛り上げていきましょう」と参加を呼びかけます。
全国JBでつながる絆
前期第40回の実行委員を務めた、楠陽菜さん(福井・JBネーム:たまひな、事務)は、全国JBに参加し、大切な友人ができたと言います。「会議後にご飯を食べに行ったり、プライベートではディズニーや、友人の出身地の鳥取県へ遊びに行ったりしました。自分の結婚式には、遠方ながらも喜んで出席してくれました。全国JBで築かれた絆は本当に強い。全国JBを通して成長させてくれた仲間に感謝しています」とのべます。
同じ組織で働く青年職員が集う2年に1度のこの機会。ぜひ全国JBでお会いしましょう。
参加集約はじまっています
全民医発(46)第アー680号 JB実行委員会 インスタグラムQRコード

テーマスローガン
今何しとう?会って話そうや
〜6年ぶりの再会 県を越えて出会い 仲間と笑顔で埋めつくそう〜
獲得目標
・震災から30年(阪神・淡路大震災)過去を学び未来へつなげよう
・兵庫を体感しJBを楽しもう
・民医連の仲間と会える喜びを分かち合おう
(民医連新聞 第1834号 2025年8月4日号)
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