• メールロゴ
  • Xロゴ
  • フェイスブックロゴ
  • YouTube
  • TikTok

民医連新聞

民医連新聞

子どもの心に寄り添う 保育交流集会ひらく

 6月14~15日、保育交流集会を開催し、18県連から26人が参加。
 保育世話人が開催目標、保育をめぐる情勢、全国の院内保育所、民医連保育所の現状、保育運動をすすめる課題、保育実態調査について報告。記念講演は千葉大学カウンセラーで法政大学大学院の大竹直子さんが「子どもの心に寄り添う保育」をテーマに講演。子ども・保護者支援のなかで価値観の「ズレ」は対立と捉えず、子どもを真ん中に置き、理解し折り合うこと。傾聴と受容はテクニックではなく、ともに考えていく心と、態度が大切。こどもの発達の道筋を理解したうえで、肯定的な言葉かけを常に意識していくこと。「言葉はギフト」など、人とかかわる基礎、心の持ちようを学びました。
 指定報告は奈良の認可移行へのとりくみ、北海道の院内保育所の運営、広島の子育て広場のとりくみでした。
 分散会は(1)院内保育所の運営、(2)認可園の運営、(3)保育内容・実践、(4)病児・病後児保育運営の4グループに分かれて実施。保育の質の向上と保育士の労働環境改善のために、ひきつづき声を上げていく重要性を確認しました。
 (全日本民医連保育世話人代表、熊本・菊陽ぽっぽ保育園・保育士、川上隆子)

(民医連新聞 第1834号 2025年8月4日号)

  • 記事関連ワード