「民医連2つの柱」実践学習 地協県連拡大医療介護活動委員長会議
9月20~21日、全日本民医連は東京都内で、第46期地協・県連 拡大医療介護活動委員長会議を11年ぶりに開催し、37県連から77人が参加しました。
1日目は、福岡国際医療福祉大学教授の松田晋哉さんを講師に「2040年の医療提供体制からみて、今後求められてくる医療介護活動を考える ~民医連に期待すること~」の学習講演を行いました(6面に掲載)。
2日目は、代表者4人が県連のとりくみを報告しました。栃木・宇都宮協立診療所の関口真紀さん(医師)は「SDHとケアの倫理を統一的に学ぶ職員学習会の試み」について、とりくみを紹介しました。神奈川・坂戸診療所の竹内啓哉さん(医師)は「振動病検診のとりくみ」と題し、労災相談などの申請支援、振動病プロジェクトについて報告しました。福岡・みさき病院の矢野香織さん(医師)は「SDHに関する聞き取りシート ~作成ととりくみについて~」報告。2022年度に集計した、聞き取りシートの分析結果を報告しました。山形・本間病院の安田明生さん(事務)は「地域医療連携推進法人と本間病院の役割」について、日本海ヘルスケアネットの設立、役割などを報告しました。
北海道・県連事務局の佐藤秀明さん(事務)は、「不安定な情勢ではあるが、グループワークで『今こそチャンス』との声も。二日間で得た学びを深め、『2つの柱』の実践にとりくむ職員を増やしていきたい」と感想をのべました。
(民医連新聞 第1840号 2025年11月3日号)
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