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民医連新聞

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地域でたたかいの最前線 地域包括支援センター交流会

 9月29~30日、京都市内で第12回地域包括支援センター交流会を開催し、26県連から57人が参加しました。
 1日目は、全日本民医連理事、介護・福祉部長の平田理さんが開会あいさつし、株式会社メモリーズ代表取締役の横尾将臣さんが「遺品整理からみた高齢者の生活実態とアプローチについて」というテーマで学習講演を行いました。その後、地域包括支援センター委員会委員長の松田貴弘さんが問題提起。全日本民医連事務局次長の林泰則さんが事前アンケート調査の結果を報告しました。3カ所の地域包括支援センターから指定報告があり、(1)長野県飯田市かわじ地域包括支援センターの矢野寿明さんは「受託の経緯と現状」について、(2)京都市紫竹地域包括支援センターの浪江恵さんは「介護と医療の連携で守れるいのちがそこにある!」、(3)大阪・西第3地域包括支援センターの庄司美沙さんは「地域ケア会議」について報告しました。
 2日目は、グループ討議の後4つの班から発表があり、その後、2日間のまとめとして地域包括支援センター委員会委員の磯知恵さんが、「地域包括支援センターの存在・役割は、民医連のなかに『行政機能』があるという点で重要であり、人権と社会保障を守るたたかいの最前線。地域の課題に対して何ができるかを考え、小さなことでも積み上げていくことの大事さを感じた集会だった」とのべました。

(全日本民医連介護・福祉部 若林剛)

(民医連新聞 第1841号 2025年11月17日号)

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