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民医連新聞

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働き続けられる職場に 県連介護職部会代表者会議

 10月23~24日、都内で第46期県連介護職部会代表者会議を開催し、33県連から58人が参加しました。
 1日目の基調講演は、山形虹の会の井田智さん。「働き続けられる職場づくりの実践」をテーマに、ICT機器導入までの経過、導入後の職員の働き方の変化などについて話しました。
 シンポジウムでは、高知医療生協の田副大輔さんが民医連綱領の実践として、中国残留邦人のサービス受け入れの経験、石川勤労者医療協会の澤口智人さんは、医療現場で働く介護職員の役割や専門性について、北海道・勤医協福祉会の鈴木貴人さんは地域の他の団体をまき込んだ介護ウエーブのとりくみについて報告しました。
 2日目は、全日本民医連介護職委員の片山侑大さんが事前アンケート結果の報告を行い、「民医連の介護・福祉の理念解説文」「えがおの架け橋」の学習や活用について紹介しました。全日本民医連介護職委員の河野比呂加さん、佐治木晃さんから今期委員会で作成した「民医連介護職のラダー」の紹介があり、閉会のあいさつで全日本民医連理事・介護職委員会委員長の門脇めぐみさんはラダーへの意見の集約と活用を呼びかけました。
 参加者からは「キャリアラダーは、まさに今必要としていたものなので、作成・提案でとても助かる」、「民医連の理念が、日々のケアを通して、『その人らしさ』を守っているとあらめて感じた」との感想が寄せられました。

(全日本民医連介護・福祉部 若林剛)

(民医連新聞 第1842号 2025年12月1日・15日合併号)

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