ハラスメントない職場 職員の健康を守る交流集会
9月12日~13日、都内で第12回職員の健康を守る交流集会を開催し、33県連から129人が参加。今集会の目的は、(1)前期集会で提起した改訂版『健康で働きつづけられる職場づくり』のとりくみについて交流を深め、組織的に活性化する流れを強める、(2)全国調査から到達と課題を把握し、自事業所などの改善にいかしていく、(3)ハラスメントのない職場づくりを推進する契機とすることです。
「ハラスメント防止について考える」ために、「全ての法人から54人の相談員を選任して組織的なとりくみを展開している東京・東都協議会の実践」に学び、「ハラスメントを人権問題として捉え、グレーゾーン事案も対応していくこと」「在宅・訪問現場における“ハラスメント相談窓口対応”」「卒一看護師アンケートから見えるもの」を主催委員が報告し、24の班で『ハラスメント防止を呼び掛ける標語』をまとめました。また、「院内HPH委員会の活動として腰痛予防にとりくんでいる」(香川)、「超過勤務の削減で経営改善に貢献する職場づくり」(福島)、「メンタル不調者に対する復職支援のとりくみ」(福岡)の報告もあり、活発な活動交流をしました。
参加者からは「学習、ディスカッション、標語作成は、楽しく、重苦しくなくハラスメントを考える時間になった。現場の教育に悩んでいたので、研修企画に役立てたい」などの決意がありました。
(全日本民医連職員育成部 野口昭彦)
(民医連新聞 第1842号 2025年12月1日・15日合併号)
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