ケア最優先の社会めざして大運動を 第2回看護代表者会議ひらく
1月26~27日、東京都内で第2回看護代表者会議を開催し、45県連から約250人が参加。最初に、全日本民医連理事で看護委員長の須田倫子さんが「46期看護分野の重点課題」を報告しました。看護管理実態調査の後に、副会長の坂田薫さんが「看護管理者が経営課題の先頭に」を問題提起。「『なんのために誰のために』を貫き、病院経営を数字で理解し、看護管理者が現状を打開するエネルギーになること」を指摘しました。京都・吉祥院病院副看護部長の長谷川美智子さんは「病院の高齢患者への住民ボランティアによるせん妄・認知症ケア」をテーマに、地域の人とともにケアするまちづくりをコンセプトとした住民ボランティアと協働した支援のとりくみを紹介しました。
学習講演では、歴史社会学者・作家の田中ひかるさんが「看護の誇りを取り戻す―明治のナイチンゲール、大関和から学ぶこと―」をテーマに、女性が家に縛られていた時代に看護を職業として確立し、不条理に見舞われながらも制度を整え専門性を高めていった歴史を語りました。「看護はやりがいだけでなく、仕事内容に見合った待遇改善が必要。世のなかが注目してくれたら」という田中さんからのメッセージに、大きな拍手が送られました。
参加者からは「歴史を引き継ぐ立場として今何をすべきか考える契機となった」などの感想がありました。
会議終了後は同会場でナースアクション集会を行い、看護職養成校をめぐる動きや、山形、岐阜のとりくみなどを報告し、みんなでケア最優先の社会をめざして運動を大きくしていこうと気持ちを固めました。
(全日本民医連職員育成部 奥山千佳)
(民医連新聞 第1846号 2026年2月16日号)
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