• メールロゴ
  • Xロゴ
  • フェイスブックロゴ
  • YouTube
  • TikTok

民医連新聞

民医連新聞

医療も介護も平和だからこそ 憲法を守り生かすとりくみ各地で

 高市政権のもとですすめられようとしている改憲と軍拡。これに抗して、憲法を守り生かすとりくみが行われています。

医療破壊の大軍拡許さない 山梨民医連

 【山梨発】6月19日、「19日集会」が甲府駅前で行われ、県連事務局の河野朝呼さんが発言しました。医療従事者のいのちに寄り添う訴えに、参加者から拍手が。足を止め、聞き入る人の姿もありました。
 河野さんは、当県連が6月1日に行った「経済的事由による手遅れ死亡事例調査」の記者会見に触れ、「お金の心配でいのちを落とすようなことがあってはならない」と訴えました。その上で、今国会で成立した健康保険法の改定により、薬剤費の一部が保険適用外となり患者負担が増えることや、8月から高額療養費制度の自己負担限度額が引き上げられることなどを指摘。「経済的な理由で治療をあきらめる人を増やすことになる」と批判しました。
 「『いのちを守るため』として軍事費を増やし、その財源確保のために医療費や社会保障費を削減し、国民のいのちと健康を脅かすことは許されない」と強調。憲法9条と25条を生かし、いのちを守る政治を実現しようと呼びかけました。(「県連メールニュース」6月22日)

デモカレンダーを見て参加した人も 兵庫民医連

 【兵庫発】6月19日、神戸大丸前で「平和憲法を守れ」「9条を変えるな」と声をあげました。デモカレンダーなどの告知で初めて参加した人、学生含め、40人以上がプラカードで訴えたり、署名で対話したり、ビラを配布するなど、思い思いの行動をしました。
 神戸市では2020年以降、毎年、18歳と22歳になる人の氏名・生年月日・性別・住所を、本人の同意なく自衛隊に提供しています。
 国の予算でも、防衛費が急増する一方で、社会保障費は「自然増の抑制」という名目で実質的に削減されています。
 昨年は神戸港で50年以上守られてきた非核神戸方式(「核兵器を搭載していない」という証明書(非核証明書)を提出しない艦船は入港を認めないルール)が適用されず、非核証明書を提出しないまま米艦船が入港しました。地域の安全やくらしにかかわる重要な問題で、県民や市民へのていねいな情報提供と議論が求められています。(木村忠勝、事務)

SNSの訴えで6人が宣伝に初参加 東葛病院

 【東京発】5月19日、憲法こわすな・戦争させるな! 流山連絡会定例の19日行動を行いました。乾えり事務局長がX(旧Twitter)で呼びかけたところ、おおたかの森駅前宣伝に初参加の人が6人も集まってくれました。
 マイクを握った流山市の女性は、憲法を独学。「憲法の前文を読むだけで感動して、先を読みすすめられないくらい素晴らしい」と、平和憲法の魅力をアピールしました。
 松戸市から参加した女性は自衛隊法に言及。同法第97条1項を根拠に防衛大臣が各自治体に18歳、22歳になる市民の氏名・住所の提供を求める通知を出している危険性を学生たちに強く訴えました。
 じっと真剣に耳をかたむけていた高校生は「戦争は嫌です。高校生活は楽しみたい。でも、僕の親は政治や社会に無関心なので心配です」と語ってくれました。
 (東葛病院「東葛 社保・平和・地域活動ニュース」5月22日)

シュークリームでまも憲カフェ 長野県民医連飯伊地域連絡会

 【長野発】憲法について、職員同士が語り合う機会を持とうと、「まも憲カフェ」を行いました。主催は健和会、飯田ひまわり企画、労働組合、健康友の会でつくる「憲法を守るネットワーク」です。6月中に3回開催しました。
 初回の6月9日は、参加者が自由に世のなかの気になっていることや憲法について思っていることを出し合ってもらいました。「誰も来ないかもしれないけど、まずやってみよう」と開催したところ、仕事終わりの職員19人が参加。コーヒーとシュークリームを食べながら語り合いました。
 「憲法を変えることで、自分たちのどこがどう変わってしまうのか、イメージしにくい」「自分ごととしてとらえないと、行動できない」「職場では平和のことは話題にならないし、できない」などの意見が出て、よい話し合いになりました。
(唐澤一夫・健和会、事務)

連続学習会でファシリテーター養成 北関東・甲信越地協

 【北関東・甲信越地協発】北関東・甲信越地協は同事務局長会議の主催で「地協憲法学習プロジェクト」を実施。各県連で憲法学習運動(憲法カフェ)を推進するファシリテーターを7~9月の連続学習会で増やすこと、ファシリテーターの役割・イメージを学んだ職員らと各県連・法人の管理部が推進体制を構築し、10月以降に全事業所の隅ずみまで憲法カフェを浸透させていく仕組みづくりと実践を行うことが目的です。5県連120人以上が登録しています。
 7月15日に第一講座を開催。「憲法は誰のためにあるのか―一人ひとりを大切にする社会をめざして」をテーマに、伊藤塾塾長の伊藤真さんが講演しました。登録数を超える150カ所からアクセスがあり「憲法が国家の横暴をおさえるためのものであると、あらためて理解できた」「他県連の人と話せて、いろいろなことを考えていることがわかった。自県連でも実践したい」などの感想が。
 第二講座は「身近に起きている貧困や困難事例から日本国憲法の存在意義を考える」をテーマに講演を受け、自分たちの身近な事例を持ち寄ってディスカッション。第三講座では「日本の戦争加害の歴史から日本国憲法を見つめ、若い世代との対話を学ぶ」予定です。
(小網孝志・新潟民医連、事務)

売れてます!9条歯ブラシ はみんぐ

 【愛知発】はみんぐは、2つの歯科診療所を運営する医療法人です。日本が戦争に加担せずいられるのは、9条があるからだと思います。その9条の大切さを社平気委員会(社保・平和・気候変動の問題を扱う委員会)でどのように伝えたらいいかと悩み、「いいね!9条」と印字した歯ブラシを期間限定で2000本販売することに。
 1本100円ですが、ちょっとした集まりなどでひろめてもらえるように、と20本まとめ買いの場合は1400円(1本あたり原価の70円)で販売しています。患者、職員のみならず、共同する他団体のみなさんにも人気です。9条を大切にする輪がひろがり、つながっていけばいいなと思っています。(入谷佐織、事務)

商店街で9条署名訴えて 長崎民医連

 【長崎発】7月13日の県連社保委員会で、全日本民医連「改憲許さず憲法を守りいかすとりくみ方針」を読み合わせ、当面の重点を9条署名とし、社保委員会が中心となってすすめることを確認。目標数は県連全体で2000筆としました。
 長崎民医連は毎月9の日、25の日行動に加えて、第4月曜日に県連統一署名行動を行っています。7月27日の月曜日は長崎市の中心部、浜の町商店街で実施。多職種12人が参加しました。署名75筆を集め、ポケットティッシュ87個を配布しました。
 街ゆく人からは「現政権は必要なことは何ひとつ決めないで、不要な法案を次つぎと通していく」「誰が支持しているのかわからない、自分の周りに支持している人はいないが支持率は高い、最近やっと下がってきたのでもっと下がってほしい」などの声が。
 戦中生まれという人は「自分は父の顔を覚えていない、首相にはその時の指導者の判断で多くのいのちが失われることがあると自覚してほしい」。自衛隊OBの人からは「自衛隊員を戦地にやってはいけない、自衛隊はよそに攻め込んで行くための戦力ではない。自衛隊員を死なせてはいけない」との意見を聞きました。
 商店街の大型ビジョンからは福山雅治の「クスノキ」が流れていました。(新木士朗、事務)

芸術で平和を表現 大阪民医連

 【大阪発】大阪民医連では2025年10~12月、憲法まもり隊の芸術の秋作品コンクールを実施。今年6月2日、受賞作が決定しました。
 憲法まもり隊大賞は、健康友の会みみはら・大仙西支部の「落ち葉で平和つくってみた」(写真)。落ち葉を使って平和の文字をつくり、耳原総合病院から撮影しました。
 憲法まもり隊文学賞は短歌「戦争の悲劇二度との思いから世界へ誓う広がれ9条」などを提出した淡路順子さん(同仁会)の作品が受賞しました。
 (大阪民医連「憲法まもり隊ニュース」号外6月16日より)

まも憲ネット グッズ活用を

 全日本民医連「まも憲ネット」のチラシやプラスター各種完成しました。ご活用ください(通達第ア‐133号、6月26日付参照)。

(民医連新聞 第1857号 2026年8月3日号)