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民医連新聞

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当事者の声で深めた学び 精神科研修交流集会を開催

 7月11~12日、第20回全日本民医連精神科研修交流集会を、岡山・林道倫精神科神経科病院で開催。12県連から職員60人、医学生6人が参加。1日目は精神科専攻医2~3年目の10人が研修内容を報告。精神科を志望・転科した理由と今後の抱負、研修での困難や学び、経験症例などを共有しました。
 今集会のメインテーマである「当事者と共に語る、~わたしたちのリカバリー~」を深める企画として、同院の内田梓さん(精神保健福祉士)が、患者と職員が様ざまな話題で語り合うリカバリー研究会の報告。同院では当事者が自己肯定感を回復するため、看護学校や高校などで自身の経験について話す活動を行っています。
 同活動に参加する当事者3人が「うつ病を抱えながら活動の日程に合わせて生活を整える」「薬物依存だったが社会とつながりたい気持ちになった」「活動を辞めたいと考えた」など、職員とともに歩む経験を報告しました。
 その後、グループ討議には3人も参加し、当事者の話に涙を流す参加者の姿も。
 2日目は4つのグループで症例検討会を行い、症例を提供した若手医師は「自分の価値観にとらわれて患者を診ていたと実感。多職種から様ざまな意見をもらうことができた」とのべました。
 閉会あいさつで熊本・菊陽病院の鶴拓人さん(医師)は「10年、20年とかけて回復していく患者と接して、大いに学べた」と結びました。(全日本民医連医師部 松本宣行)

(民医連新聞 第1859号 2026年9月7日号)