民意を切る比例定数削減許すな 反対緊急アクション運動をよびかけ
10月6日、自民党と日本維新の会が今秋の臨時国会で衆院比例定数を45も削減する法案を成立させようとねらうなか、議員定数削減反対緊急アクションの主催で、議員定数反対! 緊急院内集会が参議院議員会館で行われ、WEB含め、576人が参加しました。議員定数の削減で切り捨てられるのは民意です。与党への権力集中と、定数削減反対で連帯の輪をひろげる集会決議を採択しました。
呼びかけ人の駒澤大学名誉教授の大山礼子さんは、「なぜ議員定数削減に反対するのか」について講演。比例定数を削減すると、中小政党の議員激減、新しい政党の国会進出を阻む、女性や若者、マイノリティ議員の大幅削減になると指摘しました。現在、衆議院の女性議員68人のうち、40人が比例選出で、削減した場合は26人(減少率35%)となり、全会一致で可決した政治分野における男女共同参画の推進に関する法律の趣旨に真っ向から対立するとのべました(表)。小選挙区も含め、定数を削減すると、私たちの声を国会に届けるのが困難、現職優位が強まり、議員の新陳代謝を阻害し、国会で専門的な審議が実施できなくなることものべました。代表にふさわしい人材を国会に送るにはどうすればいいのか、自分事として真剣に議論すべきと訴えました。
上方平和教育共同代表の平井美津子さんは大阪府議会の実態を告発。15年で議席の3割を削減し、1人区が増え、大型開発中心の政治や、府立高校が23校も減るなどの影響がでていると訴えました。労働現場や反貧困、障害者支援の現場からリレートークも。
集会決議では、議員定数削減の効果は歳出総額のわずか0・003%に過ぎないこと、「定数削減=身を切る改革」とのうたい文句はまやかしにすぎないと指摘、本法案の廃案を求めました。
全日本民医連理事会は、全国革新懇(平和・民主・革新をめざす全国の会)が呼びかける署名に応えていくことを確認しています。
(民医連新聞 第1862号 2026年10月19日号)
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